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永島徹の「風」の贈り物 2008年06月

20歳の頃の自分を思い出して

 昨年から、週末に朝一番の電車に乗って通い始めた日本社会事業大学大学院。今年は2年目に入り、いよいよ修士論文を仕上げなくてはならないという大きなハードルが目の前に迫ってきました。
 そんなとき、学部の2年生に向けて「独立型社会福祉士としての実践を語る」という内容で話をさせてもらう機会がありました。社会福祉を学び、これからの社会を担っていく未来の仲間たちに、現在取り組んでいる社会福祉士としての思いを語らせてもらう中で、ふと学生の頃の自分を思い出しました。
 私が同年代の頃、何を考えていたのだろうか… 正直なところ、「自分には将来何ができるのだろうか?」「社会福祉といっても、自分が働くことができるのだろうか…?」大学卒業後のことを考えると、不安があったことを覚えています。



企業の社会貢献

 先日、千葉県幕張にある株式会社イオンの本社にて、認知症サポーター養成講座のお手伝いをしてきました。認知症の方やその家族にとっても、安心して買い物が出来る店になることを目指す試みとして実施をしてきたとのことです。
 昨年の夏は、イオンモール盛岡店に勤務する職員全員に「認知症サポーター養成」を開催し、より安心して買い物ができる店を目指す(店内の対応)だけでなく、地域における福祉関係者との連携を図っていくことにも取り組んできたそうです。
 こうした取り組みを始めたきっかけは、実際に認知症高齢者の方が店内で商品購入をされるときや、家族と買い物に来たときに、さまざまなサポートの必要性を感じたからとのことでした。



ふとした気づきを大切に

 季節は梅雨。「黴雨」とも書くということを、デイホームに集うお仲間から教えていただき、何ともじめっとした感じをよく表わした言葉だと、みんなで感心しました。
 そんな話をした後、梅雨の晴れ間をぬって、私はバイクで訪問に行きました。



人生のおつり

 以前、人の生き方には「請求書の人生」と「領収書の人生」があるということを書かれたものを目にしました。前者は、際限なく求めて欲しがる生き方。後者は、今与えられいることに感謝できる生き方だそうです。
 『風の詩』という法人を立ち上げて6年。もちろん後悔はありませんが、前向きにやればやるほど新たな課題がでてきます。時にはそれが、目の前に立ちはだかる壁のように感じられ、その高い壁の前で、肩を落としトーンダウンしているような自分を感じることもあります。それでも今、支えてくれる仲間がいて、こうして活動を続けられています。トーンダウンすることはあっても、考え方を少し変えると、また前に進む力がでてくるようです。
 私は、「領収書の人生」を一歩一歩進んでいこう!! そんなふうに思っていたところ、康夫さんとの出会いがありました。



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プロフィール
永島徹
(ながしま とおる)
NPO法人「風の詩」副理事長。社会福祉士、ケアマネジャー。大学卒業後、青森県にて精神科ソーシャルワーカーとして精神障害回復者の社会復帰活動に従事した後、郷里である栃木県へ戻り、特別養護老人ホーム併設の在宅介護支援センターに勤務し、地域の中で生じているさまざまな介護上の諸問題についての相談等に応じる傍ら、ケアマネジャーとして介護サービス利用者がより良い生活を過ごしていけるようにと活動。その後、縦割りではなく複合的な地域福祉の拠点を創ろうという計画で、NPO法人「風の詩」を設立、現在に至る。

【永島徹さんの最新刊】
『必察! 認知症ケア 思いを察することからはじまる生活ること支援』
著者:永島徹
定価:¥1,890(税込)
発行:中央法規出版
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