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永島徹の「風」の贈り物 2007年09月

皆さんは「何の秋」?

 「暑さ寒さも彼岸まで」と先人達が言っていたように、ようやく朝夕の気温が秋らしくなってきました。暑さに弱い私は、ウェザーニュースをチェックし、彼岸近くなっても30度を超える最高気温に、「はぁ~」と力なくため息をつく毎日でした。
 デイホームに集う仲間にとっても、この夏の暑さはさすがにこたえたようで、皆で話をしていても、自然にまぶたが下がってきてしまう状態。それでも、人生の荒波をのりこえてきている先輩方は、「干からびちゃ大変だから、あんたもお茶飲みな!」「飲んだら、しわも伸びるんけ?」などと声をかけあいながら、たくましく、暑さも乗り越えました。
 頭にタオルを巻き、一人無駄に汗をかいている私にも、お茶をすすめてくれる思いやり。そんな姿に支えていただきながら、何とか過ごせた次第です。



琉球の風に吹かれて その2 琉球文化から育まれる熱き思い

 台風の合間をぬって羽田空港を飛び立ち、一路沖縄へ向かいました。
 沖縄は、雨風が荒れ狂う東京の天候とは別世界なほどの晴天でした。道中、飛行機の窓からは奄美大島や近隣の島々、青々と美しいマリンブルーの様子が目に飛び込んできました。
 講演当日は多少時間があったため、会場近隣の海辺や町並みを見て回りました。沖縄を訪れた人なら必ず目にする、白い壁に強固なコンクリートの一般住宅が並ぶ住宅地。その建物の合間にひっそりと佇む琉球瓦の古民家。趣のある赤茶色のシーサーが各家に見られました。
 さらに目に飛び込んできたのは、お墓です。住宅の強固さばかりではなく、お墓の造りまでも頑丈になっており、スペースも広くとられています。地元の方からは、法要などがあるときにはこのお墓に家族など皆が集い、その場で故人を忍んで飲食をするとのことでした。ちょっとした時間でも、沖縄ならではの生活を垣間見ることができました。
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琉球の風に吹かれて その1 嵐の夜の人間模様から

 「明日の羽田航空行きのバスは欠航となりました…」
 出発前日の夕方に突然、高速バス会社から連絡が入りました。皆さんご存じのとおり、先週末、関東に台風9号直撃という日の前日です。
 台風の影響で、私の住む地区の小学校でも休校になる事態でした。そのような悪天候の中、沖縄県うるま市主催のケアマネジメント活動支援事業で、ソーシャルワーク的視点から考える「高齢者との係わり方“みとり”まで」というテーマで講演する予定になっていたため、沖縄に向かわなくてはなりませんでした。
 羽田空港まではバスでの移動を計画していたのですが、台風のための運休ではどうすることもできません。
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I am a Social Worker!?

 「ソーシャルワーカーって何?」その仕事についていても、こんなふうに考えることはありませんか?
 アメリカなどでは、「I am a Social Worker」と伝えれば、相手は、その人がどんな仕事の専門家なのか理解することができるということです。でも、日本では…!? 日本には、社会福祉士というソーシャルワーカーの国家資格が作られています。それでも、「私は、試験に合格して、資格はもっているけれど……」と話される人も少なくないように思います。
 日本では、まだまだソーシャルワーカーという仕事は一般の人々に知られていません。そして、その職についている自分自身も、「ソーシャルワーカーの役割っていったい何?」と考えながら働いているのが現状だと思います。



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プロフィール
永島徹
(ながしま とおる)
NPO法人「風の詩」副理事長。社会福祉士、ケアマネジャー。大学卒業後、青森県にて精神科ソーシャルワーカーとして精神障害回復者の社会復帰活動に従事した後、郷里である栃木県へ戻り、特別養護老人ホーム併設の在宅介護支援センターに勤務し、地域の中で生じているさまざまな介護上の諸問題についての相談等に応じる傍ら、ケアマネジャーとして介護サービス利用者がより良い生活を過ごしていけるようにと活動。その後、縦割りではなく複合的な地域福祉の拠点を創ろうという計画で、NPO法人「風の詩」を設立、現在に至る。

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