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辻川泰史の「介護事業所運営のコツ、教えます」

言葉のとらえ方

 言葉一つでとらえ方が変わるのは、多くの人が経験しています。仕事関係においても、友人関係においても、ある人の一言によって良い解釈に変わったり、悪い解釈に変わったりします。

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 ある経営者から相談を受けた時の話です。その経営者はスタッフ思いで優しい方です。スタッフにチャンスを与えて、きちんと評価しています。
 しかし、悩みがありました。それは、スタッフを会社の都合に合わせて利用しているのではないかということです。
 会社を経営する上では、時にはスタッフを利用することもあります。私自身も悩むことがあります。しかし「利用」という言葉には悪意が込められているように感じます。利用する意識ではないのに、それに適した言葉が見つからないことで悩むこともあります。
 その経営者に「利用」か「活用」かと問いました。
 言葉は一つの尺度になります。「利用」になっているのであれば止めよう、スタッフのスキルの活用になっているのであれば大丈夫など、都合よく言葉を置き換えるのはよくないことですが、言葉がしっくりくると気分が変わることもあります。
 先日、私の仲間が、あるプロジェクトにて「出直します」という表現があったので、「出直す」のではなく「見直そう」と伝えました。
 わずか一文字ですが、自分自身のとらえ方が変わったようです。言葉の選択は大事だと実感しました。

追伸
 先週の金曜日は静岡でセミナーでした。ホームページの活用法について話しました。介護業界では、ホームページの作成・公開は意味がない、薄いという雰囲気があります。しかしこれからは、利用者や求職者はホームページの情報をより参考にします。今から取り組むことが大切です。

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プロフィール
辻川 泰史
(つじかわ やすし)
1978年東京都生まれ。98年、日本福祉教育専門学校卒業。老人ホーム、在宅介護会社勤務を経 て2002年、(有)はっぴーライフを設立(05年に株式会社化)。08年、(株)エイチエルを設立。現在、コンサルティ ング、講演、セミナーなどでも活躍中。
著書に『福祉の仕事を人生に活かす!』(中央法規、2009年)がある。
はっぴーライフHP
http://www.hl-tokyo.com/
対談ムービー http://www.youtube.com/user/
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