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南雲明彦の「発達障害と生きるということ ~当事者からのメッセージ~」 2010年12月

障害と共に生きることはできる

 先日、新潟へ出張がありましたので、実家に宿泊しました。そこで、挨拶回りに、関係者の方をご訪問させていただいたのですが、私が今の活動をはじめてからは初めてお会いする方がいらっしゃいました。本当に久しぶりだというのに、第一声が「最近、色んなところで活動しているみたいだけど、ちゃんとご飯食べてる?」という言葉。安堵を覚えました。やはり、故郷であり、小さな頃から私を知っている人の対応というのは、いつになっても変わらないものです。これって、とても大切なことで、何が起こっても変わらない存在というのは貴重だと、身にしみて感じました。



カミングアウトのハードルを低くしよう

 先月、新潟県の小学校に講演に行かせて頂いた時に、小学校高学年の子どもたちにこんな質問をしてみました。
 「自分が生きいてる意味がないと思ったことある人いますか?」と。



LDは、「Learning discovery」(学びの発見)でもある

 今週は、人権週間であり、障害者週間であり、イベントや講演等、目白押しですね。私も群馬や兵庫などに講演に行ってきました。そこで、私の想いもこの機会にしっかりとお伝えしておきたいと思います。



障害を「補うこと」と「隠すこと」

 最近、ありがたいことに取材を受ける機会が増えてきています。

 以前に比べると、発達障害の診断を受ける人たちが増えてきていて、その障害特性に応じて、適切な支援方法で、子どもたちが勉強できるようにもなりつつあります。これは、子どもたちにとって、とてもよい変化ではあります。ただ、少し気になることも増えてきているのも事実です。それは、あまりに障害名にこだわってしまっているのではないか?ということです。



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プロフィール
南雲 明彦
(なぐも あきひこ)
アットマーク明蓬館高校
共育コーディネーター
1984年生まれ。21歳の時に自身が発達障害の一つである「ディスレクシア(読み書き困難)」であることを知る。その後、「ディスレクシア」の存在が世の中に知られていないことから、啓発、支援活動に尽力中。
著書に『僕は、字が読めない。~読字障害(ディスレクシア)と戦いつづけた南雲明彦の24年~』(小菅宏著/集英社)、『私たち、発達障害と生きてます~出会い、そして再生へ~』(共著/ぶどう社)がある。
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