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南雲明彦の「発達障害と生きるということ ~当事者からのメッセージ~」 2011年02月

自分らしい夢を描こう

 先週末、横浜と富山に講演に行ってきました。

 横浜市旭区では、地域生活支援フォーラムがあり、サブタイトルが「ぼくたち、わたしたちの夢」で、「D1グランプリ(D=出し物)Inあさひ」という障害のある方たちが様々な出し物(太鼓・ダンス・うた・ピアノなど)を通してグランプリを目指すというイベントもありました。



この国で「普通に生きる」難しさ

 先月の話になりますが、昨年1年間の自殺者数(速報値)は、前年比3.9%減の3万1560人だったことを、警察庁が発表しました。統計を取り始めた1978年以降では12番目の多さで、自殺者が3万人を超えるのは13年連続になるそうです。バブルが崩壊した1998年以降、年間3万人が自ら命を絶っています。とても、悲しい現実です。



他人事ではない、「ひきこもり」

 昨年、内閣府が行った調査によると、ひきこもりの人は全国に推計70万人いるそうです。その半数近くを30代が占めており、学校での不登校よりも、就労、就職活動がきっかけの上位にきています。



マイナスをプラスへ変えよう

 先日、ユニバーサルデザインを推進している企業の代表の方とお会いしてきました。その会話の中で印象に残ったのが、「障害があっても、たくさんの選択肢の中から、選べる社会がいい」という言葉でした。私もこれには、深く共感しました。もちろん、障害の程度や種別によって、職業は、選べるものと選べないものがあるかもしれません。さらに得意なもの、不得意なもの、それぞれ、みんなが何かしら、持っていると思います。その中で、自分自身が幸福感、達成感を持ってできる仕事を見つけられたら、本当に心から笑って、生きていける。経営学や組織論で「ダイバーシティ(多様性)・マネジメント」という言葉が注目を集めていますが、多様な人を受け入れ、異質なものを逆に力に変えられる社会こそが、今後必要になってくるのだと思います。



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プロフィール
南雲 明彦
(なぐも あきひこ)
アットマーク明蓬館高校
共育コーディネーター
1984年生まれ。21歳の時に自身が発達障害の一つである「ディスレクシア(読み書き困難)」であることを知る。その後、「ディスレクシア」の存在が世の中に知られていないことから、啓発、支援活動に尽力中。
著書に『僕は、字が読めない。~読字障害(ディスレクシア)と戦いつづけた南雲明彦の24年~』(小菅宏著/集英社)、『私たち、発達障害と生きてます~出会い、そして再生へ~』(共著/ぶどう社)がある。
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