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辻川泰史の「介護事業所運営のコツ、教えます」

実績の書式にひと手間かけよう

 毎月月末から10日前後まで、多くの事業所では実績の確認業務に追われていることでしょう。
 「早く出さないとケアマネジャーの給付管理に迷惑がかかる」そういった理由で、提供票にチェックするだけで送付してしまいがちです。

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 それも悪いわけではなく、給付管理に相違なく請求できれば問題ありません。しかし、利用者の状況が分かりにくく、単なる点数上、書式上のやりとりになってしまいます。
 利用者の情報の共有はケアマネジャーと事業所にとって必至事項です。サービス担当者会議や定期連絡等で賄える部分もありますが、実績という記録に加えて、独自の報告書式を残す事も大切です。
 そこで、利用者一名ごとに細かな様子を付け加えるだけですが、報告にあえてひと手間、ひと工夫してみることをおすすめします。食事や入浴、自宅での様子など、短文でも書式に記入するだけで、ケアマネジャーとの連携には役立ちます。

tujikawa100610_01.jpg
デイサービスの報告書

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訪問介護の報告書

 確かに事務業務は増えるので、大変かもしれません。しかし、ケアマネジャーにサービスの情報が伝わりやすく、ほかの事業所との差別化にもなると思います。
 注意すべき点としては、一度開始し始めたら継続するようにしないと逆効果になってしまいます。


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プロフィール
辻川 泰史
(つじかわ やすし)
1978年東京都生まれ。98年、日本福祉教育専門学校卒業。老人ホーム、在宅介護会社勤務を経 て2002年、(有)はっぴーライフを設立(05年に株式会社化)。08年、(株)エイチエルを設立。現在、コンサルティ ング、講演、セミナーなどでも活躍中。
著書に『福祉の仕事を人生に活かす!』(中央法規、2009年)がある。
はっぴーライフHP
http://www.hl-tokyo.com/
対談ムービー http://www.youtube.com/user/
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