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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」 2011年02月

先達はあらまほしきことなり

 当たり前ですけど、病気になるというのはたいへんなことなのですよね。事故にあうのも同じです。脳梗塞や事故では数カ月で仕事に復帰することは難しいけど、リハビリをして治って戻れればハッピーですね。まれにはまったく後遺症を感じさせない人もいますが、本人にとってはなんらかの違和感があるのかもしれません。



“覚えておかなきゃ”のマニュアル

 読者の想定というのは簡単なようで意外に難しいものです。このコラムでも、書いている本人がつかめていない。いやつかんでしまうと文章はつまらなくなるものだと思います。マンツーマンで書くようなものになりますからね。たとえば受験参考書のようなものに。でもコラムは文章がふらふらしているからおもしろい。とはいえ、テーマを見つけるのはけっこう大変です。なにしろあたしゃ脳の機能障害なんですから(笑)。いばってはいません、自慢してもいません。嘆いてもいません。たんたんと、事実のみを書くように心がけています。



“高次脳機能障害”よりもっとやさしい言葉がいいな

 「テレメンタリー」という番組、知ってますか。首都圏ではテレビ朝日で放送されています。深夜というか、早朝の2時45分からというのが困りもので、曜日は違いますが、この時間帯にはフジテレビもドキュメンタリーを放送します。再放送があるかどうかわかりませんけど、両者とも録画して見ろ、ということですかねえ。ともかく、夜中にオシッコに起きた時に見られたら見てください。



同時進行が苦手!

 自分で書いてて首をひねっているのが「普通に生活ができます」という言葉。なんだ、高次脳機能障害者はやっぱ“おかしい”と認めているのじゃないかという感じですね。でもそうなんです。ときどき頭の中がとんちんかん。それが分かるからやんなっちゃう。



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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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