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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」 2011年03月

パターン認識

 見たものを目に焼きつける。これがパターン認識です。実際には脳が記憶するのだと思うのですけど、感覚的には目が覚える。その能力が落ちていることはうすうす分かっていたのですが、震災のテレビ番組を見て確信してしまいました。通常の画面のほかにL字または逆L字画面で地震の文字情報が流れます。その両方を同時に把握するのが難しくなっていたのです。



ボクはカナリア!

 人間のカラダの微妙さ、不思議さをつくづく感じさせられました。今でも頭がチリチリしています。普通の頭痛ではありません。手術したあたりがチリチリ。これは最初の強い地震がきたときからです。揺れへの感覚も相変わらずです。そう、地震酔いです。感覚が鋭くなっているのですね。地震ということからいえば地磁気の影響でしょうか。



階段は下りが大変

 日本はどうなってしまうのだろうか。東北地方に続いて長野などで地震があり、死亡者は大変な数になりそう。日本沈没ですね。原発も事故を起こすし、もう最悪! ニュースでは金曜の夜に帰宅できない人が多かったのに、パニックにならなかったのは不幸中の幸い。日本人も大人になったもんです。



“ジジババ”番組が欲しい

 デイサービスにはおばあさんがいっぱい。どこから湧きだしたんだろうと思うほどです。日本中こうなんですかねぇ。家族の付き添いがないと外出もままならない。独り暮らしの方もいます。どうしても閉じこもっちゃいますね。でも元気。先日は、5歳のときに関東大震災に遭ったという92歳のバアチャンの話を聞いてびっくり。貴重な証言は記録しておかなきゃ。



中野ブラザーズってしってる?

 リハビリに行くと必ず言われるのが「力を抜いて、ダラーン」。これ、リハビリ界の共通語なんだろうか。教育実習かなんかで誰かが使うと、広まってしまうのかも。リハビリ界には、なんとなく特有の言いまわしもありますよね。女性を名前で呼ぶとか。と、書いているうちに、考えていた今回のテーマを忘れてしまった。これ認知症?



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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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