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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」 2010年11月

スロースロースロー、スロー

 スロースロースロー、スロー! ダンスなら、スロースロークイッククイックなのですが、ボクの場合は全部スロー。



元のわたしに戻りたい

 時間をかけて積み上げてきたものが一気に崩れてしまう。そんな感じですね。ボクの場合は、何度も書いていますけど、脳梗塞と硬膜下血腫。脳梗塞の場合、ある日突然やってきて、身体が動かなくなってしまう。本当に動かない。困ったものです。



右回りが好き

 前から変だなぁと思っていたことがあります。それはノートにメモを取るときに、最初は左側からノート全体を使って書き始めるのですが、だんだん右側に寄っていってしまうこと。次第に右側にコチョコチョと文字が集まりはじめ、左側が大きく空いてしまう。気がつくと、なるべく左側を使うようにするのですが、また右側に寄ってしまう。



リハビリは苦痛か快楽か!

 それにしてもリハビリはつまらないですよ。脳梗塞のマヒのリハビリと五十肩のリハビリをしていますが、どちらも最初は指示どおりに身体を動かすことができない。これは当たり前ですね。動かないからリハビリに来ているわけだから。それにしても“うんとも、すんとも”動かないのは情けなくなります。そこを乗り越えると、ちょこっと動くようになる。達成感というほどではないんですけど、うれしいです。



マヒは治るや治らんや!

 あったり前のことですけど、なってビックリがマヒですね。なにせ身体が動かないのだから。驚いちゃってなにもできゃせんですよ、実際には。せいぜい救急車を呼ぶ程度。テレビや本では脳梗塞はすぐに救急車を呼べといわれるけど、脳梗塞と判断がつかないこともあるし、病院で放置されることもある。運、不運もあるというわけ。そんなもんですよ、現実は。



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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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