ページの先頭です。

ホーム >> 家庭介護サポーターズ >> ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!
ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!

サンコンに質問

今日はひな祭りだね。
女の子のお祭りがあるなんてステキだね。

さて、サンコンはよく講演をするんだけど、講演の最後に質問をうけるんだ。
今日はよく聞かれることをここで紹介するね。

続きを読む

Q ギニアの家はどんな感じなんですか?
A ギニアの都会の家はセメントでできてることが多いんだ。セメントにすると涼しいからね。マンションやビルといった高い建物はなくって平屋がほとんど。だから多くのギニアの人は高い建物に入ったことがないから、僕のお母さんが日本にきたとき、僕の部屋は3階だったから、怖がって部屋に入らなかったよ。
家の広さは3000坪くらい。日本の体育館くらいの大きさなんだ。とっても広いでしょ。この敷地の中に、いろいろな家があって住んでるんだ。建物にはドアもついてなくて、もしドアがあってもカギはついてない。
ちなみに、家賃は500円から1000円くらい。ギニアには税金もないんだ。地下資源がたくさんあるから、そのお陰で潤ってるんだよ。ただ、地下資源をいかす技術がまだ不足しているから、開発してもっと豊かになりたいと思ってるんだ。
話がそれてしまったね。田舎の家は牛の糞を手で塗って藁をしいて作ってる。毎年、5月の雨季の前に藁を変えるんだ。お父さんが屋根の上に乗って、子どもたちが投げ上げて変えるんだよ。

Q サンコンさんには何人奥さんがいるの?
A ギニアは一夫多妻制の国だから、複数の奥さんがいるのが普通。僕にも2人の奥さんがいる。1人は日本で一緒に暮らし、もう1人はギニアで母の介護をしてくれていた。ちなみに、僕には3人のお母さんがいて、子どもを産んだ母親はその子を育てないで、他のお母さんが育てるんだ。でも、どの子も平等にかわいがって育ててくれるんだよ。

Q ギニアも長男が家を継ぐの?
A そのとおり。長男は父親のすべてのもの引き継ぐんだ。もちろん、長男が親の介護もするんだよ。日本と似ているよね。

今日はこのくらいにしておくね。
みんなもサンコンに質問があったら「コメント」に書いてね。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
オスマン・サンコン
1949年ギニア共和国ボッファ生まれ。1969年にコナクリ大学から、ソルボンヌ大学へ国費留学。1972年ギニア共和国外務省に入省し、同年、日本に大使館を開くために初来日。駐日ギニア大使館に1979年まで勤務。1980年にワシントンDC駐米ギニア大使館勤務。その後、ギニアを日本の皆さんにもっと知ってもらいたいという思いで、1984年に外務省を休職し、再来日。タレントとしてテレビ・映画などに多数出演し、全国各地で講演活動を行う。現在は、タレント活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティア活動を行っている。また、ホームヘルパー2級資格を取得し、お年寄りとの交流にも力を入れている。
メニュー
バックナンバー
その他のブログ

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books