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ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン! 2007年07月

諏訪の苑の思い出

 前回のブログで書いた諏訪の苑は、ホームヘルパーの研修のときにとてもお世話になったところ。何日もここに通って、講義も受けたし、介護の実習もしたんだ。その時によくしてくれた職員さんも利用者さんも大勢いる。この老人ホームでみんなから介護について教わったんだ。だから、車いすとか、お風呂とか、色々なことを故郷のギニアへ送ったり、伝えたりすることができたんだ。



デイサービスに遊びに行きました

 久しぶりにデイサービスセンターに遊びに行きました。このデイサービスセンター諏訪の苑には、近所の団地とかから、地元のおとしよりが何十人もやってくる。時々ボクが遊びに行くと、みんな「よく来たね」って笑顔で迎えてくれるんだ。

 職員さんの司会で始まったのは、道具を使った「物送りゲーム」。
 紅組と白組に別れて、それぞれ1列に並んで座り、どちらが早く、じょうずに風船や卵などを順に送っていけるかを競争するんだ。シンプルだけど、意外と面白い。
 ゲームが始まると、おじいさんもおばあさんも本当に真剣。上手にできたときはホントにいい笑顔になっていく。自然に隣の人とおしゃべりしたりもする。ボクもいつのまにか笑顔になってた。



日本の「美しい」季節

 ボクはお寺とかで日本庭園とか枯山水を見るのが好き。初めて枯山水を見たとき、庭のデザインとか意味とかはよく分からなかったけど、何だか「ウワァー」って感じた。異文化から来た外国人でも、見たときに心に感じるものはきっとあると思う。庭を見て、ホッとしたり、きれいだなぁって感じると思う。
 そういえば、こないだ埼玉の春日部市にホタルを見に行ったんだ。ホタルがぱぁーっと光りながら、フゥ~~~って飛んでいくのが美しかったな。



日本の「美しい」文化

 いま、日本の教育が危ないとか言われているけれど、優れていると思うよ。だって日本人の識字率の高さはすごい。ほぼ100%でしょ。国民の誰もが新聞を読める国なんてそうはないよ。そういうことも、日本のすばらしいところだし、日本人はもっと誇りに思ってもいいんじゃないかなって思う。

 それと、昔から先祖代々受け継がれてきたようなことって、とても役に立つし、大切なことだと思う。ギニアでもお墓を大切にする文化があるからだけど、日本でお盆のお墓参りに家族がみんなで行くこととか、とても共感できるんだ。受け継いでいくことも大切な「教え」だよね。ちなみにお盆の考え方は日本もギニアも一緒。祖先をまつる感覚は日本と同じなんだ。



ボクが見た美しいニッポン

 内閣官房「美しい国づくり」推進室にお邪魔してきました。プロジェクトチームの皆さんと、「どうやったら、日本の素晴らしさを広く国内外に伝えられるか」っていうことを話したんだ。
 ボクは、日本のこともギニアのことも好きだから、世界の国々がお互いをもっと知って、交流することはとても大切なことだと思ってる。
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お邪魔してきました!



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プロフィール
オスマン・サンコン
1949年ギニア共和国ボッファ生まれ。1969年にコナクリ大学から、ソルボンヌ大学へ国費留学。1972年ギニア共和国外務省に入省し、同年、日本に大使館を開くために初来日。駐日ギニア大使館に1979年まで勤務。1980年にワシントンDC駐米ギニア大使館勤務。その後、ギニアを日本の皆さんにもっと知ってもらいたいという思いで、1984年に外務省を休職し、再来日。タレントとしてテレビ・映画などに多数出演し、全国各地で講演活動を行う。現在は、タレント活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティア活動を行っている。また、ホームヘルパー2級資格を取得し、お年寄りとの交流にも力を入れている。
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