ページの先頭です。

ホーム >> 家庭介護サポーターズ >> ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!
ヘルパー2級 オスマン・サンコンの明るい家庭がイチバン!

ギニアの「もったいない」

 日本の昔からの習慣で、お茶碗のご飯つぶを一粒残さず食べるように、っていわれるよね。これは、ギニアでも同じことがいわれているんだ。

 お米を地面に落とすと、お母さんから「オスマン、お米が泣いてるよ」っていわれるんだ。落とした人が拾うまで、お米は泣いてるんだって。
 子どもごころに、「え~! ホントに???」って思ったよ。

続きを読む

 でもその意味はわかるんだ。
 そのお米ひと粒を作るまでに、お父さんやきょうだいのみんなが、田んぼを一生懸命耕して、種まいて、苦労して育てて、収穫したお米なんだから、一粒も無駄に出来ないよ、って意味。

 子どもたちも、鳥がきてイネを食べてしまわないように番をしたり、脱穀するときは、みんなで足で踏んだりして、いろいろな手間ひま掛けて、家族みんなで作る。
 だから、食べ物は大切にしなきゃいけない。ご飯がいつもあるって、当たり前のことじゃないんだよね。

 水汲みも同じ。ギニアで水汲みは子どもの仕事だけれど、ものすごく水は重い。運んでくるのは大変。だから自然に、水を大事にする。

 燃料も同じ。ガスは無いから、山に行って薪を取ってくるんだ。これも子どもの仕事。一人で山に行って取ってくる。山に入って行くと、動物も出てくるし、ヘビも出る。やっぱり危険。
 そうして取ってきた薪だから、やっぱり大切にしなくちゃって思うんだ。


コメント


私がニューヨークに来て、1番に思ったのは、ご飯の量が多すぎて、みんなすぐに捨てていてもったいないのに、その反面ご飯も食べれない人たちも多くいるということです。自分がお金をだして、買ったものだから文句は言わせないスタンスらしく、びっくりしました。

世界がギニアや日本のようだったらいいですね。。


投稿者: Rei | 2008年03月11日 09:31

はじめまして。
そしてお誕生日おめでとうございます!
サンコンさんのブログを知った日がお誕生日だったのが嬉しくてメールしました。
サンコンさんが日本に来られてはじめてギニアという国を知りました。こんな素敵な外交官が日本に来てくださって、しかも日本を気に入ってくださって、国のお仕事を休んでまでいてくださる…私たちはラッキーですね!
これからもお体大切に、ギニアの素晴らしさをおしえてくださいませ。


投稿者: ののとり | 2008年03月11日 09:55

本当に大事ですよね。
そういう事って。

ついつい忘れがちなので、
そういう話を聞くと、再度考え直します。

随分春らしくなってきましたね♪


投稿者: ようちん | 2008年03月12日 23:30

初コメントです。サンコンさんがブログやってたの知りませんでした。すっごい良いことばかり書いていらっしゃいますね。感心と感動と発見です!!講演会もしてらっしゃるみたいで、ぜひ行ってみたいですけど、情報はどこにのるのでしょうか。過去のブログも読みましたが、ケニアの平均寿命は55才なんですか?ほんっとサンコンさんには長生きしてもらいたいです(涙&笑)
これからも良い話なし拝見させてください。


投稿者: tsun | 2008年03月13日 22:35

サンコンさん、はじめまして!オランダからですよ~。私はサンコンさんと同年齢なんですけれど、若い人に混じってオランダ語を勉強しています。昨日、ハゥアちゃんから初めて聞きました、サンコンさんが、ハゥアちゃんのおじさんということを!サンコンさんは、ハゥアちゃんご自慢の叔父さんです。もちろん私も、ずっと昔からサンコンさんの大ファン。ハゥアちゃんとは、オランダ語とフランス語でおしゃべりします。とってもかわいい!ハゥアちゃんも、この寒い国で、みんなに愛されて、頑張っていますよ!!サンコンさんも、ぜひ、このすばらしい「福祉の国」へ、遊びにいらしてくださいね。日本での素晴らしいご活躍に、頭が下がります。心より、ありがとうございます!!


投稿者: ようこ | 2009年04月08日 00:09

サンコンさん。実は内のクラスにギニアから転校してきた女の子がいます。小学校5年生で今、総合でお米のことを調べているんですけど、アフリカでもよくお米料理を食べるんですよね。どんなお米を使うんですか? どんなお米料理をするのですか? よかったら教えて下さい。


投稿者: マキ | 2009年05月24日 14:06

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
オスマン・サンコン
1949年ギニア共和国ボッファ生まれ。1969年にコナクリ大学から、ソルボンヌ大学へ国費留学。1972年ギニア共和国外務省に入省し、同年、日本に大使館を開くために初来日。駐日ギニア大使館に1979年まで勤務。1980年にワシントンDC駐米ギニア大使館勤務。その後、ギニアを日本の皆さんにもっと知ってもらいたいという思いで、1984年に外務省を休職し、再来日。タレントとしてテレビ・映画などに多数出演し、全国各地で講演活動を行う。現在は、タレント活動のほか、ギニア日本交流協会顧問としてボランティア活動を行っている。また、ホームヘルパー2級資格を取得し、お年寄りとの交流にも力を入れている。
メニュー
バックナンバー
その他のブログ

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books