第20回社会福祉士国家試験 問題正答番号
【専門科目】老人福祉論・10問
・合否の判定や設問内容についてのお問い合わせには応じかねますのでご了承願います。
|社会福祉原論(10問)|社会保障論(10問)|公的扶助論(10問)|地域福祉論(10問)|心理学(10問)|社会学(10問)|法学(10問)|医学一般(10問)|障害者福祉論(10問)|児童福祉論(10問)|社会福祉援助技術(12問)|社会福祉援助技術(事例)(18問)|介護概論(10問)|
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問題81
認知症高齢者のケアに関する次の記述のうち,適切なものを一つ選びなさい。
1 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準の?Uは,日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが時々見られ,介護を必要とする状態を指す。
2 パーソンセンタードケアとは,疾病あるいは症状を対象にしたアプローチではなく,生活する個人を対象とするケアである。
3 認知症スクリーニングテストとして用いられている「MMSE」は,20点満点で10点以下であれば,認知症の疑いが強いとされる。
4 アルツハイマー型認知症とは脳の動脈硬化を基盤とし,脳梗塞(こうそく)を繰り返すうちに,段階的に知能が低下し,日常生活に介助を要する状態をいう。
5 認知症が軽症の間の見当識については,自分の行き慣れた場所だけではなく,新しい場所の見当識も保たれている。
(注)「MMSE」とは,Mini-Mental State Examinationのことである。
【問題81の解答】2
1 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準の?Uは,日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが時々見られ,介護を必要とする状態を指す。
2 パーソンセンタードケアとは,疾病あるいは症状を対象にしたアプローチではなく,生活する個人を対象とするケアである。
3 認知症スクリーニングテストとして用いられている「MMSE」は,20点満点で10点以下であれば,認知症の疑いが強いとされる。
4 アルツハイマー型認知症とは脳の動脈硬化を基盤とし,脳梗塞(こうそく)を繰り返すうちに,段階的に知能が低下し,日常生活に介助を要する状態をいう。
5 認知症が軽症の間の見当識については,自分の行き慣れた場所だけではなく,新しい場所の見当識も保たれている。
(注)「MMSE」とは,Mini-Mental State Examinationのことである。
【問題81の解答】2
問題82
高齢者虐待の防止に関する次の記述のうち,適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 市町村は,養護者による高齢者虐待の防止や養護者による高齢者虐待を受けた高齢者の保護等を適切に実施するために,これらの事務に専門的に従事する職員を確保するよう努めなければならない。
B 自らが勤務する養介護施設において,その施設の従事者によって虐待を受けた高齢者を発見した従事者は,市町村に通報するよう努めなければならない。
C 「高齢者虐待防止法」は,虐待防止に関する国等の責務,高齢者の保護,養護者に対する支援等を定めることを目的として,介護保険法とともに制定された。
D 地域包括支援センターは,虐待の事例を把握した場合には,「高齢者虐待防止法」等に基づき,速やかに当該高齢者を訪問して状況を確認する等,事例に即した適切な対応をとることとされている。
(注)「高齢者虐待防止法」とは,「高齢者虐待の防止,高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
(組み合わせ)
1 A B
2 A D
3 B C
4 B D
5 C D
【問題82の解答】2
A 市町村は,養護者による高齢者虐待の防止や養護者による高齢者虐待を受けた高齢者の保護等を適切に実施するために,これらの事務に専門的に従事する職員を確保するよう努めなければならない。
B 自らが勤務する養介護施設において,その施設の従事者によって虐待を受けた高齢者を発見した従事者は,市町村に通報するよう努めなければならない。
C 「高齢者虐待防止法」は,虐待防止に関する国等の責務,高齢者の保護,養護者に対する支援等を定めることを目的として,介護保険法とともに制定された。
D 地域包括支援センターは,虐待の事例を把握した場合には,「高齢者虐待防止法」等に基づき,速やかに当該高齢者を訪問して状況を確認する等,事例に即した適切な対応をとることとされている。
(注)「高齢者虐待防止法」とは,「高齢者虐待の防止,高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
(組み合わせ)
1 A B
2 A D
3 B C
4 B D
5 C D
【問題82の解答】2
問題83
高齢者の住宅及び住環境にかかわる施策に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 公営住宅法(昭和26年)では,制定時より社会福祉法人が公営住宅を活用して社会福祉事業を行えるように規定していた。
B 地域高齢者住宅計画(昭和61年)が示され,その翌年,住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)の「バリアフリー対応賃貸住宅融資」の途が開けた。
C 「高齢者居住法」(平成13年)では,民間賃貸住宅市場の整備等も目的とされている。
D 住宅建設計画法(昭和41年)による第5期住宅建設五箇年計画では,中高年者の使用する室面積や設備の内容に対して一定の居住水準が示されていた。
(注)「高齢者居住法」とは,「高齢者の居住の安定確保に関する法律」のことである。
(組み合わせ)
1 A C
2 A D
3 B C
4 B D
5 C D
【問題83の解答】5
A 公営住宅法(昭和26年)では,制定時より社会福祉法人が公営住宅を活用して社会福祉事業を行えるように規定していた。
B 地域高齢者住宅計画(昭和61年)が示され,その翌年,住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)の「バリアフリー対応賃貸住宅融資」の途が開けた。
C 「高齢者居住法」(平成13年)では,民間賃貸住宅市場の整備等も目的とされている。
D 住宅建設計画法(昭和41年)による第5期住宅建設五箇年計画では,中高年者の使用する室面積や設備の内容に対して一定の居住水準が示されていた。
(注)「高齢者居住法」とは,「高齢者の居住の安定確保に関する法律」のことである。
(組み合わせ)
1 A C
2 A D
3 B C
4 B D
5 C D
【問題83の解答】5
問題84
高齢者の心理的特性や社会的特性に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 プロダクティブ・エイジングとは,心身機能の低下に伴い,社会の第一線から退き,趣味と共に生きる高齢者のあり方を強調するものである。
2 タルヴィング(Tulving, E.)によれば,高齢者に特有の長期記憶を個人にまつわる出来事の記憶である意味記憶と,誰もが知っている知識に関する記憶であるエピソード記憶に分けて説明できる。
3 ライフコースは,社会的存在としての個人の生涯にわたる加齢過程を重視し,個人がたどる多様な生活過程を明らかにしようとする見方である。
4 特定の文化に特徴的な言語や知識に適用される能力である流動性知能は,加齢とともに向上するとされている。
5 老年期の人格や特性は,すべての高齢者に特有の傾向があるとされている。
【問題84の解答】3
1 プロダクティブ・エイジングとは,心身機能の低下に伴い,社会の第一線から退き,趣味と共に生きる高齢者のあり方を強調するものである。
2 タルヴィング(Tulving, E.)によれば,高齢者に特有の長期記憶を個人にまつわる出来事の記憶である意味記憶と,誰もが知っている知識に関する記憶であるエピソード記憶に分けて説明できる。
3 ライフコースは,社会的存在としての個人の生涯にわたる加齢過程を重視し,個人がたどる多様な生活過程を明らかにしようとする見方である。
4 特定の文化に特徴的な言語や知識に適用される能力である流動性知能は,加齢とともに向上するとされている。
5 老年期の人格や特性は,すべての高齢者に特有の傾向があるとされている。
【問題84の解答】3
問題85
市町村老人保健福祉計画(市町村老人福祉計画及び市町村老人保健計画)に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。
A 市町村老人保健福祉計画は,市町村介護保険事業計画と調和が保たれたものでなければならない。
B 市町村老人福祉計画が定めるべき事項には,当該市町村の区域において確保すべき老人福祉事業の量の目標,その確保のための方策などがある。
C 市町村老人保健計画は,都道府県が定める広域連合ごとに医療等以外の保健事業の供給体制の確保に関する事項を定める。
D 市町村老人福祉計画に老人福祉センターの整備目標を掲げるに当たっては,市町村は厚生労働大臣が定める標準を参酌することとなっている。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D
【問題85の解答】4
A 市町村老人保健福祉計画は,市町村介護保険事業計画と調和が保たれたものでなければならない。
B 市町村老人福祉計画が定めるべき事項には,当該市町村の区域において確保すべき老人福祉事業の量の目標,その確保のための方策などがある。
C 市町村老人保健計画は,都道府県が定める広域連合ごとに医療等以外の保健事業の供給体制の確保に関する事項を定める。
D 市町村老人福祉計画に老人福祉センターの整備目標を掲げるに当たっては,市町村は厚生労働大臣が定める標準を参酌することとなっている。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D
【問題85の解答】4
問題86
ケアマネジメントのモニタリングに関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 モニタリングの目的は,利用者のケアプランの第一案を作成することである。
2 モニタリングは,援助目標を長期のものではなく,短期のものに書き換えるものである。
3 モニタリングは,訪問ではなく利用者の来所により行うものである。
4 モニタリングは,ケアマネジャーが1人で行うのではなく,必ず2人以上で行うことになっている。
5 モニタリングでは,面接だけでなく,記録に残すことも必要となる。
【問題86の解答】5
1 モニタリングの目的は,利用者のケアプランの第一案を作成することである。
2 モニタリングは,援助目標を長期のものではなく,短期のものに書き換えるものである。
3 モニタリングは,訪問ではなく利用者の来所により行うものである。
4 モニタリングは,ケアマネジャーが1人で行うのではなく,必ず2人以上で行うことになっている。
5 モニタリングでは,面接だけでなく,記録に残すことも必要となる。
【問題86の解答】5
問題87
老人福祉関連分野の組織・機関の連携に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 地域包括支援センターは,在宅要介護者やその養護者と市町村,老人居宅生活支援事業者,老人福祉施設,医療施設,老人クラブなどとの連絡調整を行う。
2 指定訪問介護事業者は,要介護者等が適切なサービスを利用できるよう,市町村,居宅サービス事業者,介護保険施設などとの連絡調整を行う。
3 居宅介護支援事業所は,指定居宅サービスの提供に当たって,保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者の他に民生委員と密接不可分に連携しなければならない。
4 都道府県は,老人福祉法による福祉の措置の実施に関し,市町村相互間の連絡調整,市町村に対する情報の提供,必要な援助などを行う。
5 老人介護支援センターは,被保険者の実態把握,保健医療,公衆衛生,社会福祉その他の総合的な情報提供,関係機関との連絡調整などを業務の一つとする。
【問題87の解答】1,4
※採点上の取扱い:選択肢1及び4を正解として採点する。
理由:選択肢1については、老人介護支援センターの業務に関する記述であるが、この業務は地域包括支援センターに規定されている業務にも含まれているので正しい。
選択肢2については、介護支援専門員に関する記述であるので誤りである。
選択肢3については、指定訪問介護事業者の連携に関する規定を基にした記述であるので誤りである。
選択肢4については、正しい。
選択肢5については、地域包括支援センターに関する記述であるので誤りである。
したがって、選択肢1及び4を正解とする。
1 地域包括支援センターは,在宅要介護者やその養護者と市町村,老人居宅生活支援事業者,老人福祉施設,医療施設,老人クラブなどとの連絡調整を行う。
2 指定訪問介護事業者は,要介護者等が適切なサービスを利用できるよう,市町村,居宅サービス事業者,介護保険施設などとの連絡調整を行う。
3 居宅介護支援事業所は,指定居宅サービスの提供に当たって,保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者の他に民生委員と密接不可分に連携しなければならない。
4 都道府県は,老人福祉法による福祉の措置の実施に関し,市町村相互間の連絡調整,市町村に対する情報の提供,必要な援助などを行う。
5 老人介護支援センターは,被保険者の実態把握,保健医療,公衆衛生,社会福祉その他の総合的な情報提供,関係機関との連絡調整などを業務の一つとする。
【問題87の解答】1,4
※採点上の取扱い:選択肢1及び4を正解として採点する。
理由:選択肢1については、老人介護支援センターの業務に関する記述であるが、この業務は地域包括支援センターに規定されている業務にも含まれているので正しい。
選択肢2については、介護支援専門員に関する記述であるので誤りである。
選択肢3については、指定訪問介護事業者の連携に関する規定を基にした記述であるので誤りである。
選択肢4については、正しい。
選択肢5については、地域包括支援センターに関する記述であるので誤りである。
したがって、選択肢1及び4を正解とする。
事例問題
権利擁護に関する次の事例を読んで,問題88から問題90までについて答えなさい。
〔事 例〕
X市に一人で暮らすE女(67歳)は,日常生活上の意思決定にはあまり問題はないが,加齢とともに,初対面の人とは緊張のあまり「頭が真っ白」になって,判断力が極度に落ちるときがある。また,50代初めから股(こ)関節に著しい変形を伴う変形性関節症のために日常生活に支障をきたしており,身体障害者手帳も所持している。介護保険サービスは,65歳になってから,訪問介護や訪問看護などを利用している。
心身の障害のためもあってか,E女は以前から食料品や日用品を買い溜める傾向にあったが,3年前の夏に,今は既に亡くなっている父親が入院中,一人で自宅にいた際に布団販売の悪徳業者に勧誘され,2度にわたって150万円ずつ,計300万円をだましとられた。さらに昨年の夏にはその仲間と思われる男が自宅を訪問してきて,「以前にだまされた布団を引き取ってあげる。そのためには会社に31万円の手数料を払わなければならない」といわれて,その場で現金31万円を渡してしまった。300万円については業者の領収書は残されていたが,31万円の方は領収書もなく,どこの誰に持っていかれてしまったのかはまったく不明である。介護保険サービス開始当初より訪問介護を担当してきたG訪問介護員は,昨年の暮れに,E女からその被害について聞かされた(問題88)。
今年の夏になって他県に住むE女の弟・F男は,こうした一連の経緯をE女のG訪問介護員から知らされた。F男は連絡を受けた1週間後にE女の自宅に行き,「頭が真っ白になってしまった」という話をE女から聞いた。そして,G訪問介護員の助言によってE女の地元の地域包括支援センターに出向き,社会福祉士と成年後見制度の適用の可能性について相談した(問題89)。
しかしその後,成年後見を申し立てるためにかかりつけの精神科医の診断をE女が受けたところ,「意思能力のレベルは徐々に落ちてきてはいるが,日常生活が営めないほどではない」という趣旨の診断が出され,F男は成年後見制度の活用については見送らざるをえなくなった(問題90)。
権利擁護に関する次の事例を読んで,問題88から問題90までについて答えなさい。
〔事 例〕
X市に一人で暮らすE女(67歳)は,日常生活上の意思決定にはあまり問題はないが,加齢とともに,初対面の人とは緊張のあまり「頭が真っ白」になって,判断力が極度に落ちるときがある。また,50代初めから股(こ)関節に著しい変形を伴う変形性関節症のために日常生活に支障をきたしており,身体障害者手帳も所持している。介護保険サービスは,65歳になってから,訪問介護や訪問看護などを利用している。
心身の障害のためもあってか,E女は以前から食料品や日用品を買い溜める傾向にあったが,3年前の夏に,今は既に亡くなっている父親が入院中,一人で自宅にいた際に布団販売の悪徳業者に勧誘され,2度にわたって150万円ずつ,計300万円をだましとられた。さらに昨年の夏にはその仲間と思われる男が自宅を訪問してきて,「以前にだまされた布団を引き取ってあげる。そのためには会社に31万円の手数料を払わなければならない」といわれて,その場で現金31万円を渡してしまった。300万円については業者の領収書は残されていたが,31万円の方は領収書もなく,どこの誰に持っていかれてしまったのかはまったく不明である。介護保険サービス開始当初より訪問介護を担当してきたG訪問介護員は,昨年の暮れに,E女からその被害について聞かされた(問題88)。
今年の夏になって他県に住むE女の弟・F男は,こうした一連の経緯をE女のG訪問介護員から知らされた。F男は連絡を受けた1週間後にE女の自宅に行き,「頭が真っ白になってしまった」という話をE女から聞いた。そして,G訪問介護員の助言によってE女の地元の地域包括支援センターに出向き,社会福祉士と成年後見制度の適用の可能性について相談した(問題89)。
しかしその後,成年後見を申し立てるためにかかりつけの精神科医の診断をE女が受けたところ,「意思能力のレベルは徐々に落ちてきてはいるが,日常生活が営めないほどではない」という趣旨の診断が出され,F男は成年後見制度の活用については見送らざるをえなくなった(問題90)。
問題88
この時点で,G訪問介護員が早めに行うことが望ましいと考えられる対応に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A サービス提供責任者へE女の状況について相談し,対応策について助言を受ける。
B 悪質商法の被害についてF男へ連絡する。
C 地域包括支援センターが行う消費者被害の防止についての情報をF男へ提供する。
D こうした状態で一人暮らしを続けていると,さらに消費者被害の対象となることもありえるので,施設入所を検討する。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ○
5 × × ○ ×
【問題88の解答】1
A サービス提供責任者へE女の状況について相談し,対応策について助言を受ける。
B 悪質商法の被害についてF男へ連絡する。
C 地域包括支援センターが行う消費者被害の防止についての情報をF男へ提供する。
D こうした状態で一人暮らしを続けていると,さらに消費者被害の対象となることもありえるので,施設入所を検討する。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ○
5 × × ○ ×
【問題88の解答】1
問題89
F男の相談を受けた地域包括支援センターの社会福祉士の対応に関する次の記述のうち,適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A F男が遠く離れた他県に暮らしていて,成年後見人となるのは事実上無理なので,成年後見の申立ては市長がすることになると説明した。
B 被害金を取り戻すとともに,さらに被害が拡大することのないように,消費者センターにも届け出て相談するよう,F男に促した。
C E女が被害にあった状況を知っているのはG訪問介護員であるので,E女,F男の話と併せてG訪問介護員からも状況を聞くことにした。
D 成年後見の申立ては,裁判所で認められるまでには一定の時間がかかるので,その間に再び被害に遭うことのないよう,E女を引き取るべきだとF男を説得した。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 A D
4 B C
5 C D
【問題89の解答】4
A F男が遠く離れた他県に暮らしていて,成年後見人となるのは事実上無理なので,成年後見の申立ては市長がすることになると説明した。
B 被害金を取り戻すとともに,さらに被害が拡大することのないように,消費者センターにも届け出て相談するよう,F男に促した。
C E女が被害にあった状況を知っているのはG訪問介護員であるので,E女,F男の話と併せてG訪問介護員からも状況を聞くことにした。
D 成年後見の申立ては,裁判所で認められるまでには一定の時間がかかるので,その間に再び被害に遭うことのないよう,E女を引き取るべきだとF男を説得した。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 A D
4 B C
5 C D
【問題89の解答】4
問題90
地域包括支援センターの社会福祉士の対応に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A E女が住む地域の町内会役員や民生委員,E女が利用している訪問介護事業所の専門職などで,見守りのチームを作ることにした。
B E女のこれ以上の消費者被害を防ぐために,法定後見制度を活用することはできないので,自己破産制度を活用するようF男に情報提供をした。
C 福祉サービス利用援助事業を活用すれば,E女の生活支援も可能であることをF男に伝え,F男と共に市の社会福祉協議会に相談することとした。
D 地域包括支援センター内にとどまらず,行政や消費者センターと連携して消費者被害の事例や情報を収集し,提供することにした。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ×
5 × ○ × ○
【問題90の解答】2
A E女が住む地域の町内会役員や民生委員,E女が利用している訪問介護事業所の専門職などで,見守りのチームを作ることにした。
B E女のこれ以上の消費者被害を防ぐために,法定後見制度を活用することはできないので,自己破産制度を活用するようF男に情報提供をした。
C 福祉サービス利用援助事業を活用すれば,E女の生活支援も可能であることをF男に伝え,F男と共に市の社会福祉協議会に相談することとした。
D 地域包括支援センター内にとどまらず,行政や消費者センターと連携して消費者被害の事例や情報を収集し,提供することにした。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ×
5 × ○ × ○
【問題90の解答】2