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梶川義人の「虐待相談の現場から」 2013年04月

当事者それぞれの物語

 前回、虐待事例の対応の際に情報を「物語」として集めて整理することをおすすめしました。今回は「物語」の例をご紹介します。個人情報保護のため、実際のものに脚色を加えています。



物語を思い浮かべるご利益

 事例の対応には、事例に関する情報の収集と整理が欠かせません。しかし、「全ての事情が分かるのは終結の時だ。」と言われるように、情報不足のまま、対応のマネジメント・サイクルを辿るのが常です。



小さなお世話

 高齢者虐待の行為類型は、法的には5つに分類されています。しかし、実際の事例を前にすると、判断に迷うことが少なくありません。
 身体的虐待を例にとれば、アザが3つまでなら虐待ではなく、4つ以上なら虐待になるといった、明快な基準がないからです。



挑戦する心

 高齢者虐待の事例というと、対応が難しいとか面倒だと言う人は多いものです。以前、従事者対象のアンケート調査で、高齢者虐待の事例を自分なりに定義をしてもらったところ、全体の約半数は、「対応するのが難しい」とか「対応が面倒」と定義し、全体の約4分1は「できれば担当したくない」と定義しました。



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プロフィール
梶川義人
(かじかわ よしと)
(仮称)日本虐待防止研究・研修センター開設準備室長、淑徳短期大学兼任講師。
対応困難事例、家族問題担当ソーシャルワーカーとして約20年間、特別養護老人ホームの業務アドバイザーを約10年間務める。2000年から日本高齢者虐待防止センターの活動に参加し、高齢者虐待に関する研究、実践、教育に取り組む。自治体の高齢者虐待防止に関する委員会委員や対応チームのスーパーバイザーを歴任。
著書に、『高齢者虐待防止トレーニングブック-発見・援助から予防まで』(共著、中央法規出版)、『介護サービスの基礎知識』(共著、自由国民社)、『障害者虐待』(共著、中央法規出版)などがある。
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