ページの先頭です。

ホーム >> アクティブシニアサポーターズ >> アクティブライフ入門
コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」

脳神経内科はミステリー好き?

 病院通いの一環として、せっせと都内の大学病院に通っています。月に一回、あるいは二ヵ月に一回のペースだから、“せっせと”とは言えないかもしれませんね。でも歩けない日もあるボクには“せっせと”なのです。それにしても大学病院は混んでいる。人でいっぱい。待合室で座れないこともある。しかもものすごく時間がかかる。予約を取っていても一日仕事になってしまいます。

続きを読む

 椅子に座ってえんえんと待ち続ける。これが苦痛です。それは同じ姿勢を続けると、からだが固まってしまうからです。適度に動きたいけど、そんなスペースはない。数時間座っていて、診察に呼ばれると「ちょっと歩いてみてください」、うまく歩けるわきゃないよ!

 ボクが行っているのは脳神経内科。脳神経外科は“手術好きの集団”とイメージできるけど、脳神経内科はまだイメージできない。数回通った印象では、検査や問診の中から解決策を見いだしていくという感じ。ボクが発症からの経過と症状を紙にまとめておいて先生に渡したら「ありがとうございます!」と言われました。脳神経内科は“探偵ミステリー大好き”なのだろうか。

 そのためかどうか、診察時間が長い。掲示してある待ち時間の予定表を見ると、ひとり10分位の診察時間になるのだけど、30分以上かかることも。これじゃどんどん押していくよ。よく3分診察といわれるけど、ここにはそれはありません。一回の検査でわからなければ、次の検査、次の検査となる。この懐の広さが大学病院のよさでしょうね。近所の病院じゃこうはいかないよ。

 それにしても体力が落ちている身とすれば、一日中病院にいるのはきついです。まあ何回か行って要領がわかれば良いのでしょうけど、最初は右も左もわからない。しかもボクは足が悪い。トイレにたどり着くのも大変。くったくたになります。病院までクルマで送迎してもらっているのだけど、帰りのクルマの中では死んだよう。でもめまいなどの体調の悪さの原因がわかって治療できれば、とがんばっています。

 次回は2012年1月31日(火)、更新予定です。

コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」2011年1月24日
餅つきウサギさんは昨年の干支ですね


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

コメントを投稿する




ページトップへ
プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
メニュー
バックナンバー

文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books