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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」

復活の日!

 昔むかしのことです。40年前といえば人によっては二世代前。笑っちゃうくらい昔のことですよね。そのころ大学生だったボクはギターを弾いていました。学校の軽音楽部でジャズをたしなんでいたのです。というより学業をおろそかにして音楽で遊んでいた。キャバレーなどギターのアルバイトもそこそこありました。けれどその後、ギターを弾くことを止めてしまいました。

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 その理由はバンドのメンバー二人が亡くなったことです。ジャズはバンドで活動しなければおもしろくありません。ずっとギターはもう弾かないと思っていましたが、友人からもらったギターだけは部屋のすみにほこりまみれになって残っていました。エレキではなく、フォークギターです。最近、これを復活させようと思いつきました。『そんな古いもん、安いギターを買ってきたらいいじゃん』と思うかもしれないが、鳴りが素晴らしくいいんです。

 で、ひっぱり出して拭いてきれいにして、エンドピンや弦を交換しました。弦は昔の経験からはハードがいいかなと思いましたが、ミディアムに。これでも弾くときつい、指がなれるまでに時間がかかっています。今のギターは軟弱なライトゲージ、スーパーライトゲージが主流のようですけど。最初はきついところからの練習になったのですが、30年ぶりだとまったく弾けない。頭と手が同じように動いてくれない。最初の数日間は指先ヒリヒリでした。

 以前見た放送大学の番組で、高次脳機能障害や認知症のリハビリとして『文を書く、音楽がいい』といっていました。さて歳とってヘンなおじちゃんがギターにチャレンジするっていうの、どうなんだろう。NHKがやっているおやじバンドコンテストを目指すというのもけっこういいかもね。でもマヒの影響かうまく指が動きません。というよりもボクの場合30年間のブランクのせいでしょうね。半年間がんばるか!

 次回は2011年8月16日(火)、更新予定です。

kousoku110809.jpg
これが復活のぼろギターです。でも音はいいよ


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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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