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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」

被災地の障害者は!子どもは!

 最近やっと新聞記事などに少し出始めましたが、大震災のかげで忘れられていたのが障害者、とくに障害をもった子どもたちです。放射能の心配は大きいです。でも避難所にいることはできません。環境が変ると泣き騒ぐ。福島ではじっと家に閉じこもっていたのでしょうね。こりゃ昔でいう“座敷牢”状態ですよ。家族が温かく見守るしかない。これは大人の障害者も同じだと思います。

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以前、九州朝日放送でギャラクシー賞奨励賞を受賞した「見えない世界」という番組がありました。半年に一回程度、目が見えない女性のレポートをする。その女性はパラリンピックの代表にもなりました。バラエティ番組の一部でしたがとてもやさしかった。障害者差別をまったく感じさせなかったのです。先日お会いしたIT系の仕事をしているひとも奥さんが全盲でした。そのひとの話では全盲でカラフルなホームページを作るひともいるそうです。

 障害は自身が持ってみないとわかりません。空想、想像ではわからない。これはボクが体験してはじめてわかりました。いろんな不自由さがあるんです。
 
 ここからは昔からのボクの持論です。見えない人だって見ている、聞こえない人も聞いている。一般にいう健常者と違う感覚の世界で見ている、聞いている、嗅いでいる。暗黒の世界にいるのではないとおもいます。ボクたちだって皆が同じように見て、聞いているわけではありません。世界が違うのです。

子どもはちっちゃな世界にいます。うまく対応できない。なかでも障害をもった子どもは大切にしてください。

(くわしくは次回に)

 次回は2011年6月21日(火)、更新予定です。

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福島の川内村。放射線量は低いのになぜか避難!


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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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