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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」

お世話になってるノンステップバス

 三郷に越してきて1年半、まだ落ち着きません。相変わらず“お友達は病院”といった感じ。
 動き回らないので友人ができません。昨年の暮れから硬膜下血腫で入院・手術をしたことは書きました。実質的なブランクは2か月弱ですが、実感としては数年間。なんかみんな微妙に変わってしまっているのです。

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 まずテレビ番組が面白くなくなった。芸人がつまらないのでお笑い番組を見ても笑うことがない。ボクの辞書から笑顔という単語が消えてしまったかのようです。同じようだけど微妙に違うパラレルワールドで暮らしている感じです。こう考えると異常気象も納得ですね。

 でも、この世に慣れてないだけで、悪いといっているわけではありません。病院から戻ってきたら、バスの便がぐっとよくなっているのにびっくり。全国的にバス路線が廃止される傾向のなかで、ありがたいことです。まずバス停が、住んでいる団地の前に引っ越していた。本数もぐんと増えている。これならくるまがなくても不自由しません。

 病院には駅まで路線バスで行き、そこで病院の無料送迎バスに乗り換えます。病院の送迎バスの方が乗りやすそうに思えるでしょうが、違う。路線バスはほとんどノンステップバスで、混んでさえいなければこのほうが乗りやすい。出入り口は広く、路面からは低いし、手すりも多い。乗るときだけでなく、降りるときも安心して降りることができます。

 空気バネを使っているため、車高を下げることでスロープ板を渡して車椅子にも対応できるらしいのですが、ボクはまだ見たことはありません。座席も比較的ゆったりしていますが、ときにはおばさんが買い物を広げて数人分占拠していることもあります。混んでくれば、どけてくれるけどね。

 路線バスもバリアフリー化でサービスが良くなれば乗る人が増える。三郷のバスでわかりますね。


 次回は2010年8月31日(火)、更新予定です。

kousoku100824.jpg
東武バスセントラルの三郷営業所はほとんどがノンステップバスになった


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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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