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岩本ゆりの「病気との付き合い方~医療コーディネーターからの手紙~」 2010年09月

Letter38「休日外来でがんの早期発見を」

 この連載をお読みになっている会社員の40代の皆様。40代といえば働き盛り。家庭では父親や母親である方も多く、公私ともに時間に追われて「忙しい」が口癖という方も多いと思います。一方40代といえば、体力の低下を実感し始め、メタボ検診の結果が怖い、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?



Letter37「リレー・フォー・ライフをご存知ですか?  その2」

 前回、こちらでご紹介しましたRFL(リレー・フォー・ライフ)http://www.jcancer.jp/relayforlife/ に9月11日(土)行ってまいりました。

 ※RFLとは、がんサバイバー、ケアギバー(家族、遺族、支援者)がともに歩き、語らうことで生きる勇気と希望を生み出したいという思いを込め、1985年にアメリカで始まったイベントです。



Letter36「リレー・フォー・ライフをご存知ですか?」

 皆さんは、リレー・フォー・ライフhttp://www.jcancer.jp/relayforlife/というイベントをご存知でしょうか?これからの週末、日本全国各地で一斉に開かれるイベントです。



Letter35「手術の同意人・立会人は必ず必要ですか? その2」

 今回は、子宮がんで子宮の一部を手術で摘出するという説明で手術室へ入室したAさんのケースを通じて手術の立ち会いについて説明します。

 さてAさんですが、子宮と直腸が癒着しており、子宮全体と直腸の一部も摘出しなくてはいけない状況であったことが手術中に新たに分かりました。しかし、このような場合に手術中の本人に子宮全体と直腸の摘出をしても良いかどうか許可をもらうことができません。
 そこで、待機中の親族が呼びだされ、切除の同意か不同意かを本人に代わって決定します。それが手術立会人の役割です。



Letter34「手術の同意人・立会人は必ず必要ですか? その1」

 前回、前々回に引き続き、病院に関してよくある質問をご紹介します。

 今回は、手術を受けることが決まり、同意書にサインを求められた時のお話です。患者さんが病院で手術を受けることが決まると、医師より手術の目的・術式・合併症や後遺症について・入院期間などについて説明を聞きます。
 患者さんは説明を聞いて、手術に必要な情報を十分聞き、納得して手術を受けることが出来ると判断すれば、「同意書」に署名捺印をします。これは「私は納得して手術治療を受けます」という意思表示の書類となります。



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プロフィール
岩本ゆり
(いわもと ゆり)
看護師・医療コーディネーター、NPO法人楽患ねっと副理事長。楽患ナース株式会社取締役。1995年東京医科大学病院産科病棟、1999年東京大学病院婦人科病棟、特別室・緩和ケア病室を経て、2002年NPO法人楽患ねっと開設、2003年医療コーディネーター開業、現在に至る。
2008年フジサンケイ・大和証券グループ Woman Power Project 第7回ビジネスプランコンテスト優秀賞2003年日本看護協会広報委員就任。
主な著書は『あなたの家にかえろう』(共著、2006年)、『患者と作る医学の教科書』(共著、日総研出版2009年)など。

私は看護師として、患者さんが落ち込んだ時も、前向きな時も、患者さんの人生の傍らに寄り添い、その力となる存在であり続けたいと思います。読者の方々のご相談もお待ちしています。
医療コーディネーターへのご相談は以下のサイトからどうぞ。
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