ページの先頭です。

ホーム >> 福祉専門職サポーターズ >> 毎日更新 福祉マイスターへの道
福祉マイスターへの道 毎日更新

グラフの作り方

【Q】
 いろいろな要素を盛り込もうとすると、見にくいグラフになってしまいます。何かよい作り方はありませんか?

続きを読む

【A】
 「なぜグラフを作成するのか?」
 グラフを描こうとするときに、必ずこのことを自問してみることが、良いグラフを作成するための王道といえるでしょう。
 グラフは、データを説得的に示すためのものです。まず、そのデータで示したいこと、訴えたいことは何なのか? これを明確にします。次に、それを表で示す場合とグラフで示す場合とではどちらが適切かを考えます。
 表は、数字が示されるので、データの客観性や具体的な意味を明らかにすることができます。一方、グラフは、データの特徴を直感的に理解するのに適しています。
 さてここで改めて、もっともよく用いる代表的なグラフの利点を考えてみることにしましょう。

(1)データの比較が容易(棒グラフ・円グラフ)
 棒グラフや円グラフでは、データ間の多少、上下関係、順位などが視覚的に明らかになるだけでなく、その差が大きいのか小さいのかも容易にわかります。

(2)変化の把握が容易(折れ線グラフ・帯グラフ)
 折れ線グラフや帯グラフでは、時間経過に伴って増加するのか減少するのか、あるいは何らかのパタン(傾向)があるのかなど、データの変化(推移)を視覚的に把握することができます。
 これらの利点を生かす上でも、グラフを書く際に注意すべき点があります。

a)複雑にしない
 単一の変数の比較や変化を表わす場合はよいのですが、複数の変数の比較や変化をみようとする場合は、グラフが複雑になってしまって、一目見ただけではわからなくなってしまいます。棒グラフの棒の数、折れ線グラフの線の数、帯グラフのカテゴリー数、レーダーチャートの指標数などが多すぎないようにすることが必要です。

0129.jpg

b)変量の単位に注意
 円グラフや帯グラフは、全体を100%とした場合の各カテゴリーの比率を描くので問題になりませんが、棒グラフや折れ線グラフでは、縦軸に表わす量の単位を明確にしておくことが重要です。縦軸には、人数、金額、長さ、重さ、時間、パーセント、得点など、あらゆる単位の価値がとられます。また、同じ内容を示す指標でも、たとえば長さにはmm・cm・m・kmとさまざまです。何のデータであるかを示すことを忘れないように注意しましょう。

c)時間の単位に注意
 折れ線グラフや帯グラフでは、時間経過に伴う変化を示すので、どの時間の単位を用いるかにも注意しなければなりません。
 折れ線グラフの横軸に時間の単位をとる場合、たとえば、1年間の季節変化を示したい場合には、1か月を単位に1月から12月までを示すことになり、10年間の変化なら毎年の、100年間の変化なら10年を1単位とすることになるでしょう。そして、その区分が、示したいことを十分に表わしているか否かに注意を払う必要があります。


出典:佐藤眞一編 『すぐに役立つ事例のまとめ方と発表のポイント』 中央法規出版、2006年

ページトップへ
文字の拡大
災害情報
おすすめコンテンツ
福祉資格受験サポーターズ 3福祉士・ケアマネジャー 受験対策講座・今日の一問一答 実施中
福祉専門職サポーターズ 和田行男の「婆さんとともに」
家庭介護サポーターズ 野田明宏の「俺流オトコの介護」
アクティブシニアサポーターズ 立川談慶の「談論慶発」
アクティブシニアサポーターズ 金哲彦の「50代からのジョギング入門」
誰でもできるらくらく相続シミュレーション
e-books