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福祉マイスターへの道 毎日更新

薬の飲み忘れへの対応

【Q】
 担当する利用者が、1日3回(朝、昼、晩)の薬を1日2回で飲んでいます。それとなく注意しますが、「朝はご飯を食べないから、お昼ご飯のあとに朝と昼の2回分飲んでいるのよ」と、気にしていません。皆さんは、問題ないと考えますか? それとも、無理にでも3回に分けて飲んでもらいますか?

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【A】
 薬は、医師が患者を診断し、治療にあたって適切な薬を選びます。そして薬の内容や剤形、用量、用法を決定しますが、その薬がきちんと服用されていなければ、治療の目的が達成されないことになります。
 医師から処方された薬を、決められた量、決められた時間に飲むことは大切ですが、仮に飲み忘れてしまっても、2回分を一緒に飲むことは危険ですので、絶対にやめます。
 1日3回服用する薬は、服用予定時間からあまり経過していなければ、すぐに服用してかまいません。しかし、次に服用する時間を4時間以上空けてください。1日2回服用する薬は、間隔を5~6時間空けてください。
 1日1回服用する薬は、少し予定時間から過ぎてしまっても、すぐに服用してかまいません。そして次に服用する時間を18時間空けるようにしましょう。


出典:藤澤節子『介護者が知っておきたい薬のはたらき』中央法規出版、2006年、92頁


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