「計画相談支援」とは 【毎日更新】社会保障制度の用語 11月15日

2025/11/17

押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!

相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。

時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。

 

ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!

毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!

 

 

障害福祉サービスと相談支援

 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」(旧・障害者自立支援法)に基づく支援は、大きく2つの体系に分類されます。一つが、全国共通のしくみで行われる「自立支援給付」。もう一つが、地域の事情に応じて市町村や都道府県が柔軟に実施する「地域生活支援事業」です。自立支援給付は、①障害福祉サービス、②計画相談支援給付(ケアマネジメント)、③地域相談支援給付(施設・病院から地域生活への移行や定着に関する相談支
援)、④補装具、⑤自立支援医療によって構成されます。


今日のキーワード

 

地域生活支援事業

全国一自治体ごとに基準を設定して実施する支援事業―地域差あり

 

 その地域で生活する障害者等のニーズをふまえて、市町村や都道府県が基準を設定し、その地域の地理的条件や社会資源の状況のもとで実施している支援事業です。全国一律の基準に基づいて提供されるものではないため、利用要件や自己負担額に地域差があります。単独では外出が困難な人の余暇活動などにガイドヘルパーを派遣する「移動支援」や、手話通訳者等を派遣する「意思疎通支援」、日常生活用具の給付などが、これに含まれます。


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 本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。