「計画相談支援」とは 【毎日更新】社会保障制度の用語 11月13日

2025/11/13

押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!

相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。

時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。

 

ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!

毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!

 

 

障害者福祉の相談支援

 障害当事者や家族が抱える生活課題・困りごと・生きづらさは、一様ではありません。そもそも何に困っているかもわからない――ということもあります。そのため、障害福祉分野では申請手続きに先立って、悩みごと・困りごとを受け止めて、一緒に課題をときほぐすプロセスがあります。サービス利用を前提としない、どんな相談も受け付ける窓口も用意されています。


今日のキーワード

 

基幹相談支援センター

地域の中核的な相談支援機関

 

 市町村に設置の努力義務が課せられている「障害福祉分野の中核的な相談機関」です。障害者や家族の困りごとに幅広く対応する総合窓口として、さらには地域の相談支援事業所の後方支援や人材育成を担う“司令塔”として位置づけられて、主任相談支援専門員、相談支援専門員、社会福祉士、精神保健福祉士、保健師などの専門職種が配置されています。なお、委託・特定・一般の相談事業所と機能分担して体制を確保しているセンターも多く、実施内容は地域によってばらつきがあります。


基幹相談支援センターの機能・役割
・総合的・専門的な相談
・地域の相談支援体制の強化
・地域の相談事業者への専門的な指導助言、人材育成
・地域の相談機関との連携強化
・地域移行・地域定着の促進
・権利擁護・虐待の防止


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 本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。