「計画相談支援」とは 【毎日更新】社会保障制度の用語 11月12日

2025/11/12

押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!

相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。

時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。

 

ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!

毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!

 

 

障害者福祉の相談支援

 障害当事者や家族が抱える生活課題・困りごと・生きづらさは、一様ではありません。そもそも何に困っているかもわからない――ということもあります。そのため、障害福祉分野では申請手続きに先立って、悩みごと・困りごとを受け止めて、一緒に課題をときほぐすプロセスがあります。サービス利用を前提としない、どんな相談も受け付ける窓口も用意されています。


今日のキーワード

 

一般相談支援事業所

「地域相談支援」を提供する事業所

 

 都道府県から事業所指定を受けて、「地域相談支援」を提供する事業所のこと。障害者施設や精神科病院に入所・入院していて、地域での暮らしたいと希望する人や、地域生活の継続に不安がある人に対して、必要とされる伴走支援を行います。
 地域移行支援を提供する事業所にあっては、専従の「地域移行支援従事者」を配置が必須となっており(業務に支障がなければ兼務可)、そのうち1人は相談支援専門員としなければなりません。
 地域定着支援を提供する事業所にあっては、専従の「地域定着支援従事者」を配置が必須となっており(業務に支障がなければ兼務可)、そのうち1人は相談支援専門員としなければなりません。
 一般相談支援事業所の約4割が、市町村の「障害者相談支援事業」(委託相談)を受託しています。


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 本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。