「総合支援資金」とは 【毎日更新】社会保障制度の用語 9月29日

2025/09/29

押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!

相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。

時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。

 

ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!

毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!

 

 

生活福祉資金貸付制度

 生活福祉資金貸付制度とは、低所得世帯、高齢者世帯、障害者世帯を対象とした低利の公的貸付制度です。実施主体は都道府県の社会福祉協議会で、窓口業務は市町村社会福祉協議会が担っています。一部の資金貸付で、生活困窮者自立支援制度との連動が図られ、相談を受けることが貸付要件となっています。


今日のキーワード

 

総合支援資金

生活の立て直しのための貸付資金

 

 失業等により収入が減少し、生計の維持ができなくなった世帯に対して、生活の立て直しのために貸し付けられる資金。2人以上の世帯で月20万円以内、単身世帯で月15万円以内の額を、原則3か月間貸し付けるものです。3回延長でき、最長で12か月分の貸付を受けることが可能です。連帯保証人がいれば無利子、いなければ年利1.5%で、据置期間は最終貸付日から6か月以内、償還期間は10年以内。生活困窮者自立支援制度の「自立相談支援」を受けることが、貸付の要件となっています。


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 本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。