「セーフティネット住宅」とは 【毎日更新】社会保障制度の用語 8月28日

2025/08/28

押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!

相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。

時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。

 

ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!

毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!

 

 

居住支援とセーフティネット住宅

 身寄りがなく収入の乏しい人は、いつ住まいを失うかもしれない「住居喪失」のリスクにさらされています。低家賃の物件には限りがあるうえ、連帯保証人や緊急連絡先を用意できない時点で門前払いされてしまうことが大半だからです。こうした状況を改善するために、市場原理のもとでは住まいの確保が難しい人を「住宅確保要配慮者」として定め、家主が“貸しやすく”、借主側が“借りやすくなる”しくみが設けられています。


今日のキーワード

 

セーフティネット住宅

住宅確保要配慮者を受け入れる

 

 「住宅確保要配慮者の入居を拒まない物件」として、家主が自主的に都道府県(政令指定都市・中核市)に登録した住宅のこと。制度上は「登録住宅」といわれます。登録された物件はデータベース化され、国土交通省管理による検索・閲覧サイトで公開して、誰でも閲覧できるようになっています。


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 本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。