【毎日更新】社会保障制度の用語 6月27日

2025/06/27

押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!

相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。

時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。

 

ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!

毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!

 

 

保護開始と保護の内容

 各種調査で得られた情報をもとに、福祉事務所で審査が行われ、生活保護の受給が必要かどうか、必要な場合には保護費がいくら必要かなどが決まります。原則として、申請があってから14日以内に決定がなされ(調査に時間を要した場合等には最長で30日以内)、結果は郵送で通知されます。保護開始となると、被保護者の直面している課題に対して、8種類の扶助で支援が行われます。審査結果に不満がある場合は不服申し立てできます。


今日のキーワード

 

自立支援プログラム

被保護世帯の課題に応じた支援を展開

 

 被保護世帯の社会的孤立や複合した生活課題の改善・解決が図られるように提供される、タイプ別の支援プログラムのこと。

 被保護世帯は、傷病や障害、社会的入院、ドメスティック・バイオレンス(DV)、虐待、多重債務、元ホームレス、社会的な絆やつながりが薄いなど、複合的な生活課題を抱えている傾向があることから、「最低限度の生活を維持する経済的給付だけでは自立に結びつかない」との問題意識のもと、2005年度から導入されたものです。

 

 

 

 

 


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 本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。