【毎日更新】社会保障制度の用語 6月12日

2025/06/12

押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!

相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。

時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。

 

ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!

毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!

 

 

扶養調査

 生活保護受給を申請すると、申請者の親、子ども、兄弟姉妹等の親族に対して、仕送りや同居による扶養が可能かどうかを尋ねる確認作業が行われます。これを「扶養照会」といいます。

 扶養可能な扶養義務者がいれば、原則は「扶養は保護に優先する」からなのですが、DV 被害を受けていたとか、長年音信不通で関係性が壊れているような場合は、その対象とはなりません。


今日のキーワード

 

扶養届

扶養の可否を書き込む書類

 

 扶養義務履行照会書に添付される別紙。扶養義務者はこの様式に、扶養義務を履行するための援助の具体的内容・方法(扶養不可の場合はその理由)を書き込んで、福祉事務所に返送することが求められます。家族構成、資産の状況、負債の状況など、かなり立ち入ったことを尋ねる欄もあります。

 

 

 

 


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 本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。