【毎日更新】社会保障制度の用語 6月9日

2025/06/09

押さえておきたい社会保障制度の用語を毎日チェック!

相談援助の現場で欠かすことができない社会保障制度の知識。

時には、見慣れない用語に戸惑うこともあるかもしれません。

 

ここでは、社会保障制度に関する重要なキーワードを厳選して毎日1語ずつ紹介!

毎日少しずつ知識を積み重ね、現場での実践に活かしましょう!

 

 

扶養調査

 生活保護受給を申請すると、申請者の親、子ども、兄弟姉妹等の親族に対して、仕送りや同居による扶養が可能かどうかを尋ねる確認作業が行われます。これを「扶養照会」といいます。

 扶養可能な扶養義務者がいれば、原則は「扶養は保護に優先する」からなのですが、DV 被害を受けていたとか、長年音信不通で関係性が壊れているような場合は、その対象とはなりません。


今日のキーワード

 

実地調査

生活状況を目で見て確認

 

 扶養義務者に生活保護申請者の扶養が可能かどうかを調べるため、その扶養義務者の自宅をケースワーカーが訪問して、生活状況等を目で見て確認し、扶養の可能性について対面で質問する調査のこと。申請者と同じ市町村に住んでいる重点的扶養能力調査対象者(配偶者、親子関係にあって扶養の可能性が期待される人等)には、この実地調査が行われることになっています。

 

 

 


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 本記事は、「これだけは押さえておきたい! 社会保障制度の用語事典 ケアマネ・相談援助職必携」をもとに作成しています。社会保障制度について詳しく知りたい方は、ぜひ書籍もご活用ください。