動画でわかる! TEACCHプログラムに基づく 「自立課題」の作り方と実践のポイント 第14回

2026/02/10

夏の服? 冬の服? 衣替えってなあに?(ファイリング課題)

※画像をクリックすると解説動画が見られます

 

「自立課題」は、TEACCHプログラムの実践手法の一つで、特別支援学校や福祉施設において自閉症や知的障害のある方々の日課・プログラムの軸となるものです。本連載では、身近で手軽な素材を使った自立課題を紹介します。

 

【執筆】
林大輔
社会福祉法人大府福祉会 たくと大府 施設長
社会福祉士、公認心理師
TEACCHプログラム研究会愛知支部代表
自閉症・行動障害をもつ方々を支援する現場の最前線で日々実践に携わる。これまでに製作した自立課題の数は400点以上。

 


こんな人に

〇衣替えの季節になると不安定になる人に
〇衣替えを、半袖か?長袖か?とシンプルに教えるために

 

ここに注目

〇衣替えを、理屈抜きに、「半袖」と「長袖」という要素に絞って教えます。
〇半袖を夏、長袖を冬と、季節への関連も教えます。

 

やり方

半袖と長袖の服が並んでいます。「夏」のエリアに半袖を、「冬」のエリアに長袖を貼り付けていきます。

 

ゴール

すべての服を正しく分類できたらゴールです。

 

視覚的構造化を盛り込む作り方

視覚的指示

文字での指示と、夏と冬のイラストでの指示が示されています。

 

視覚的明瞭化

半袖と長袖が明確に区別できるイラストを使っています。

 

視覚的組織化

「夏」「冬」エリアにピッタリおさまるようになっています。

 

作り方のポイント・ヒント

本人の実際の服の写真を撮って印刷することで、さらに実用的な自立課題にすることができます。


もっと自立課題を知りたい方は

中央法規出版からは以下の書籍を刊行しています。

 

TEACCHプログラムに基づく 自閉症児・者のための自立課題アイデア集
身近な材料を活かす95例

2019年3月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細

TEACCHプログラムに基づく 自閉症・知的障害児・者のための自立課題アイデア集 第2集
目的別に選べる102例

2023年4月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細