動画でわかる! TEACCHプログラムに基づく 「自立課題」の作り方と実践のポイント 第15回

2026/03/10

サイクリングに出かけよう!(マグネット課題)

※画像をクリックすると解説動画が見られます

 

「自立課題」は、TEACCHプログラムの実践手法の一つで、特別支援学校や福祉施設において自閉症や知的障害のある方々の日課・プログラムの軸となるものです。本連載では、身近で手軽な素材を使った自立課題を紹介します。

 

【執筆】
林大輔
社会福祉法人大府福祉会 たくと大府 施設長
社会福祉士、公認心理師
TEACCHプログラム研究会愛知支部代表
自閉症・行動障害をもつ方々を支援する現場の最前線で日々実践に携わる。これまでに製作した自立課題の数は400点以上。

 


こんな人に

〇細かいところまで見分けることができる人に
〇「左右対称」という概念を教えるために

 

ここに注目

〇さまざまな形の自転車があり、造形を楽しむことができます。
〇車輪の形もさまざまですが、どれも見分けがつくものにしています。

 

やり方

マグネットの上に自転車が描いてあります。車輪の片方がシルエットになっているので、左右対称になる車輪を選び、貼り付けます。

 

ゴール

左右対称になる車輪を正しく貼り付けることができたらゴールです。

 

視覚的構造化を盛り込む作り方

視覚的指示

車輪の片方が見本となり、シルエットが位置を示しています。

 

視覚的明瞭化

シルエットが目立ちすぎず、わかりやすい色になっています。

 

視覚的組織化

シルエットと車輪がピッタリ同じ大きさになっています。

 

作り方のポイント・ヒント

車輪は大きさを変えて違いを出すこともできます。シルエットはピッタリサイズになるように細かく調整しましょう。


もっと自立課題を知りたい方は

中央法規出版からは以下の書籍を刊行しています。

 

TEACCHプログラムに基づく 自閉症児・者のための自立課題アイデア集
身近な材料を活かす95例

2019年3月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細

TEACCHプログラムに基づく 自閉症・知的障害児・者のための自立課題アイデア集 第2集
目的別に選べる102例

2023年4月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細