動画でわかる！ TEACCHプログラムに基づく 「自立課題」の作り方と実践のポイント　第7回

どんな星座？（シューボックス課題）

※画像をクリックすると解説動画が見られます

「自立課題」は、TEACCHプログラムの実践手法の一つで、特別支援学校や福祉施設において自閉症や知的障害のある方々の日課・プログラムの軸となるものです。本連載では、身近で手軽な素材を使った自立課題を紹介します。

こんな人に

〇星に興味がある人に
〇プットインのスキルがある人に

ここに注目

〇実際の星座に近い星の配置になっています
〇パンチボードの穴を活かしています

やり方

パンチボードに星座の配置が描かれています。星を模したビスを星座のしるしに合わせてはめ込んでいきます。

ゴール

星座のしるし通りにビスをはめ込むことができたらゴールとなります。

視覚的構造化を盛り込む作り方

視覚的指示

ビスをはめ込むべき穴にしるしがついています。

視覚的明瞭化

パンチボードが白いので星座が目立って見えます。

視覚的組織化

ビスは穴にちょうどよくはまるサイズになっています。

作り方のポイント

穴が整然と均一に並ぶパンチボードは自立課題にピッタリの素材です。星座は形が決まっているので作りやすいです。

次回予告

次回は、「魚の骨は残しましょう（マグネット課題）」を紹介します。

もっと自立課題を知りたい方は

中央法規出版からは以下の書籍を刊行しています。