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健康的な介護ライフのために 均整ワンポイントアドバイス

第5回 ひざの痛み―介護者によくある「からだ」の症状

けあサポをご覧の皆さん、こんにちは。
今回は、ひざの痛みを和らげる体操を紹介します。


家庭介護をしていて、いつの間にかひざを痛めてしまう方がいます。運動性の筋肉疲労(つまり体の動かしすぎ)によるものと考えられます。しゃがみ込んだり中腰になったりする動作や、直接、床にひざをつく体勢をとることが多いため、ひざの内側や外側に負担がかかっています。

このような方は、腰のあたりがねじれていて、どちらかの片足に重心が偏っています。
まずは、腰のねじれをとるために、前回紹介した「腰椎3番」の均整体操をしてみましょう。「立ったままできる均整体操」も行ってみてください。

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★腰のねじれを解消する体操

5月25日 第4回 ねじれタイプの腰痛はこちら

また、一言で「ひざの痛み」といっても、感じ方は人によってさまざまです。
ひざが痛むパターンを3つに分けて、それぞれに適した体操を紹介します。

★階段を上る時に痛みを感じる
このような方は、ひざの内側が固くなっています。足首をたたく体操をしましょう。
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★階段を下りる時に痛みを感じる
このような方は、正座するのも辛いでしょう。ひざの裏のコリを刺激しましょう。
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★ひざをつくときに痛みを感じる
このような方は、ひざのまわりの筋肉が固くなっていて、ひざの皿(膝蓋骨)が動きにくくなっています。この部分をほぐすことで、ひざの曲げ伸ばしがしやすくなります。


ひざに痛みを感じる人は、まずは腰まわりの調整を行うことが大事です。腰のねじれを解消してから痛み方のパターンに当てはまる体操をして、ひざの調整を行ってください。

次回は、首や肩、腕、背中にわたって感じる痛みやしびれ(いわゆる頸肩腕症候群)を解消する体操を紹介します。


均整体操のポイント

★1日1回にとどめる
★起床時か就寝前が効果的
★空腹時、満腹時は避ける


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
松岡博子
(まつおか ひろこ)
福岡県生まれ。アピア均整院院長。「身体のバランスをとることで健康になる」身体 均整法に出会い、「生き方は姿勢に現れる」と思い至る。身体均整師として研鑽を積む一方、身体均整法をベースにした家庭療法の開発にも力を注ぎ、多くの指示を得ている。
アピア均整院
http://www.apia-kinseiin.net
ブログ「仙骨1番」
http://apia-kinseiin.livedoor.biz/
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