動画でわかる! TEACCHプログラムに基づく 「自立課題」の作り方と実践のポイント 第22回

2026/10/30

答えを回して教えてください(シューボックス課題)

※画像をクリックすると解説動画が見られます

「自立課題」は、TEACCHプログラムの実践手法の一つで、特別支援学校や福祉施設において自閉症や知的障害のある方々の日課・プログラムの軸となるものです。本連載では、身近で手軽な素材を使った自立課題を紹介します。


【執筆】
林大輔
社会福祉法人大府福祉会 たくと大府 施設長
社会福祉士、公認心理師
TEACCHプログラム研究会愛知支部代表
自閉症・行動障害をもつ方々を支援する現場の最前線で日々実践に携わる。これまでに製作した自立課題の数は600点以上。

 


目的・こんな人

〇文字が読めて、クイズの内容が理解できる方に
〇物の名前を多く知っている方に
〇ダイヤルを回すスキルがある方に

 

ここに注目

〇パンチボードの穴にちょうど合うサイズの蝶ネジが挿さっている
〇答えを指すしるしは、蝶ネジの一部に色をつけて表現している

 

やり方

文字でクイズが書かれています。その答えに合うイラストを選んで、答え部分に赤いしるしを合わせます。

 

ゴール

正しい答えに赤いしるしを回すことができたゴールです。

 

視覚的構造化を盛り込む作り方

視覚的指示

クイズが端的に文字で書かれている。

 

視覚的明瞭化

答えとなるイラストの選択肢は見分けやすいものになっている。

 

視覚的組織化

1問ずつ整然と規則正しく並んでいる。蝶ネジがピッタリ納まり回しやすい。

 

作り方のポイント・ヒント

蝶ネジのサイズは細かくあるので、パンチボードにピッタリ合うサイズを見つけましょう。


もっと自立課題を知りたい方は

中央法規出版からは以下の書籍を刊行しています。

 

TEACCHプログラムに基づく 自閉症児・者のための自立課題アイデア集
身近な材料を活かす95例

2019年3月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細

TEACCHプログラムに基づく 自閉症・知的障害児・者のための自立課題アイデア集 第2集
目的別に選べる102例

2023年4月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細