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ファイナンシャルプランナー太田差惠子の「お金のチカラ」

冬の京都で温暖化実感

oota20080125.jpg  わたしは京都出身です。受験を控えた子に付き合って、この正月は帰省しなかったのですが15日に大阪出張があり、京都に寄ってきました。ほんの少し空き時間があったところ、幼馴染が、車で宝が池に連れてくれました。国立京都国際会館のあるところです。暖かな陽射のなか、白鳥やカモが泳いでいます。

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 美しい景色にぼーっとしながら、「何かが違う」と思いはじめました。京都といえば底冷え。しかも宝が池は市内とはいえ特に寒いところ。というのに、雪景色がないのです。向こうに見える比叡山でさえ、雪がない!
 比叡山といえば、人工スキー場があったところ。小学生のとき、学校からスキー教室にでかけました。京都出身者は、比叡山でスキー初体験した人が少なくないでしょう。スキー場は2002年までに閉鎖されたそうです。

 夏場、最高気温が30度を超すと熱中症患者が増加しはじめ、35度を超すと急増するといわれています。
 食中毒の発症リスクも大きくなるとか…。
 外来種の危険な蟻が日本に入ってきそうな気配だとテレビのニュースで言っていましたっけ。

 そうだ! 京都議定書を採択した「地球温暖化防止京都会議(京都会議)」はここで開かれたんだ。
 普段は生活に追われるばかりで、環境のことなどあまり考えないわたしですが、年始めに「できることはしなければ…」と思うきっかけとなりました。
 わたしが生きている間に、地球が壊滅することはないでしょう。うちの子どもたちが生きている間も大丈夫かもしれません。けれども、白くない比叡山を見ながら、その次の世代はどうなんだろう…、とリアルに考えさせられました。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
太田差惠子
(おおた さえこ)
AFP(日本FP協会会員)、介護・暮らしジャーナリスト、NPO法人パオッコ(離れて暮らす親のケアを考える会)理事長。高齢化社会においての「暮らし」と「高齢者支援」の2つの視点からの新しい切り口で新聞・雑誌などでコラム執筆、講演活動等を行う。2007年6月に『故郷の親が老いたとき―46の遠距離介護ストーリー』(中央法規出版)を上梓。
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