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ファイナンシャルプランナー太田差惠子の「お金のチカラ」

あなたにとって一番大切なものは?

 年始番組だったかで、タイトルの質問を投げかけていました。わたしは、「健康!」と思いました。
 もっとも多い答えは「家族」とわかったとき、一瞬恥ずかしいような気持ちに。
 わたしって、利己的?
 けれども、次の瞬間、わたしの望む「健康」の対象は「自分」も含まれますが、子どもや夫、親に対する気持ちでもあると気づき、ほっとしました。

 それにしても大切なものを問われて瞬時に「家族」と答える人が多いことに、ちょっと驚きでした。
 2007年度の国民生活白書によると、1959年ころは「家族」と答える人は1割に過ぎなかったのですが、どんどん増加。2003年には5割となりました。ちなみに「生命・健康・自分」は大きく引き離しての2位。「金・財産」はわずかです。

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 なぜ人にとってお金よりも「家族」が大切なのでしょう。
 同じ調査で興味深い数字がのっています。

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(出典 『国民生活白書』(平成19年)より)

 「家族とのつながりがある人ほど精神的な安らぎを得られる」というもの。
 つながりとはナニ?
 この調査では、コミュニケーションのひとつである「会話の頻度」を尺度にしています。
 家族とは安らぎを与えてくれるものなのですね。

 さて、うちの家族は、「一番大切なものは?」と問われたら、何と答えるのでしょう。
 家族とのつながりが安らぎになるのなら、と受験生の息子に合格駄菓子をいっぱい買ってきました。
 ポッキーでキッポー。
 トッポでトッパ。
 コアラのマーチは、コアラは寝てても木から落ちない。
 チキンカツ入り、合格チキンラーメン。
 ここアがんばりどころ、っていうココア味のドーナツ。
 ちょっと安易かな、と思いつつ…。


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
太田差惠子
(おおた さえこ)
AFP(日本FP協会会員)、介護・暮らしジャーナリスト、NPO法人パオッコ(離れて暮らす親のケアを考える会)理事長。高齢化社会においての「暮らし」と「高齢者支援」の2つの視点からの新しい切り口で新聞・雑誌などでコラム執筆、講演活動等を行う。2007年6月に『故郷の親が老いたとき―46の遠距離介護ストーリー』(中央法規出版)を上梓。
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