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ファイナンシャルプランナー太田差惠子の「お金のチカラ」

コンビニで家事代行チケットを売る時代

 大手コンビニがユニークなサービスを開始したというニュースを耳にしました。
 家事代行サービスのチケット販売です。
 店頭のマルチメディア端末でチケットを購入。コールセンターへ電話し、サービス希望日時、サービス希望内容の打ち合わせをおこないます。
 チケット価格は9,800円(税込)。これで2.5時間分のサービスが受けられるそうです。家事代行サービス業者との提携により実現したものらしく、現在の対象地域は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・京都府・兵庫県・奈良県だとか。

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 子世代から親世代にこういうチケットをプレゼントしたら、どんな反応を示すだろう…、と考えてみました。きっと、年代によって、性格によって大きく異なるのでしょう。
 想像すると…。
Aさん:「ありがとう!」と言うが、そのまま引き出しにしまいこんで使わない。
Bさん:「なにを送ってくるんだ。こんなもの送ってくるくらいなら、たまには顔を出せ」と機嫌を損ねる。
Cさん:「なにに使おう。いつ使おう」と、ワクワク喜ぶ。

 わたしなら、間違いなくCタイプです。「なにに使おう」と迷い過ぎて、長いこと引き出しに眠らせてしまうかもしれませんが…。
 コンビニ販売ということで、お年寄りというよりも、子育て中のママパパ世代には、手軽だし、利用へのハードルが低くなるかもと思います。
 ただ、端末経由のチケットだと、購入時に来てくれる業者の空気が伝わってこないことが少々気になります。
 昔、ベビーシッターを使うに当たり、業者数社に電話をかけて「信頼できそうな」空気を探し求めた経験があります。
 でも、まあ電話で知る空気が正しいとは限らないし…。「人」がおこなうサービスだけに、「来る人」によって、違いがあるともいえます。そう考えると、端末経由でも変わりはないのかもしれません。「お試し」と割り切るのも方法か…。

 いずれにせよ、サービスが多様化してきたな…、と思うこのごろ。
 人によって「使えるサービス」「欲しいサービス」はさまざまなので、選択肢が増えていくことはとても喜ばしいことです。


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プロフィール
太田差惠子
(おおた さえこ)
AFP(日本FP協会会員)、介護・暮らしジャーナリスト、NPO法人パオッコ(離れて暮らす親のケアを考える会)理事長。高齢化社会においての「暮らし」と「高齢者支援」の2つの視点からの新しい切り口で新聞・雑誌などでコラム執筆、講演活動等を行う。2007年6月に『故郷の親が老いたとき―46の遠距離介護ストーリー』(中央法規出版)を上梓。
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