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ファイナンシャルプランナー太田差惠子の「お金のチカラ」

所得に関心をもとう!

 「ライフプランニング」の次に勉強したのは、「所得」に関してでした。
 もっとも基本となるところは、「収入」と「所得」。
 この2つの言葉を混同して使っている人って、けっこう多いと思います。

 収入 - 経費 = 所得

 つまり、収入>所得

 お商売をしている人はわかりやすいでしょう。収入とは売り上げ金。経費とは、仕入れなどにかかった収入を生むために要したお金。
 わたしはフリーランスで働いているので、確定申告の時期がくると、1年間で集めた領収書とにらめっこ。コレは、経費になるかしら……と。
 では、会社員の人は?

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 「スーツや靴、バッグ……?」
 「仕事のために購入した本は……?」
 と思うかもしれません。
 いえいえ、もちろん会社員にも「経費」は認められていますが、実際にかかった費用ではないんです。
収入金額に応じて経費と認められる金額は、決められているんです。「給与所得控除」といいます。

 と、ここまで聞いて、「で、それがどうしたの?」と思うかもしれません。収入だろうが、所得だろうが、手にはいればどっちでもいいって声が聞こえてきそうです。

 でも、やっぱり、「収入」と「所得」は分けて考えておくべきです。なぜなら、わたし達は納税者だから。「所得税」っていいます。税金は収入ではなく、所得にかかってくるのです。
 所得税の大原則は、「それぞれの人が払うことのできる能力に応じて負担しよう」。
 所得が増えると、税率も上がります(*_*)
 関心を持たなければ!!


※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
太田差惠子
(おおた さえこ)
AFP(日本FP協会会員)、介護・暮らしジャーナリスト、NPO法人パオッコ(離れて暮らす親のケアを考える会)理事長。高齢化社会においての「暮らし」と「高齢者支援」の2つの視点からの新しい切り口で新聞・雑誌などでコラム執筆、講演活動等を行う。2007年6月に『故郷の親が老いたとき―46の遠距離介護ストーリー』(中央法規出版)を上梓。
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