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とんちンカン~福祉・介護・看護・医療の発想デザイン

「老人の日」と「敬老の日」

平成20年の「老人の日」は9月15日
平成20年の「敬老の日」も9月15日
同じ日が「老人の日」であり「敬老の日」
「老人」と「敬老」の違いはなんだろう

来年の平成21年は どうなるのだろう
「老人の日」は9月15日で同じなのに
「敬老の日」は9月21日で6日遅れだ

親しんだ「敬老の日」は9月15日だが
「ハッピーマンディ」の影響にともない
9月第3月曜日に移動し 毎年変化する

10年後 22年後の「敬老の日」は?
だれもが認知障害になり 答えに窮する
「ハッピーマンディ」なんて本当かな?

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◎認知症の人が増えるというのに「ハッピーマンディ」なんて、トンチンカンではないだろうか。かつてなら「成人の日」「こどもの日」など、何年前でも何年先でも簡単に言えたのに、「ハッピーマンディ」のせいで、だれもが認知できなくなったので、私は「アンハッピーマンディ」であり、「認知障害促進日」と揶揄(やゆ)している。

◎週末の金曜日ならまだしも、週の初めの月曜日が休日になるので、その週はなんとも締まらない。しかも、高齢者になれば「余暇時間」は増えるので、月曜日が休みになる必要はない。「ハッピーマンディ」を発案し賛成した人たちは「時間貧乏」であり、トンチンカンではないかと思うことがある。
 ともあれ、我々「団塊世代」の認知と長期記憶があるうちに「ハッピーマンディ廃止法」が実現すると嬉しいな。


コメント


本当ですね。ハッピィマンディが無くなれば良いと思っている人も多いでしょうね。私もその一人です。半数以上の人が無くなればと思っているのではないでしょうか?祭日が休みでない会社も多いですし。毎日が敬老の日でありたいですね。


投稿者: 西川 | 2008年09月16日 10:36

「老人の日」の上に「敬老の日」があるというのは、日本は世界初でしょうか。中国ではただ「老人の日」があるので、敬老の気持ちもその日だけ表します。そして中国の「老人の日」は、旧暦の9月9日なので、西暦では毎年変化します。しかし、それに対して異論がありません。なぜならば、中国は、ほとんどの「日」は旧暦です。たとえば、正月は旧暦の1月1日で、「端午の日」は旧暦の5月5日で、「中秋の日」は旧暦の8月15日などなどです。


投稿者: 中国大連大学 王 国忠 | 2008年09月16日 20:59

「ハッピーマンデー」はそもそも、三連休により観光業などの需要を増やし、景気をよくする為に導入され、「成人の日」「海の日」「敬老の日」「体育の日」を月曜日に移動されましたが、歴史的に意味のある慣れ親しんだ日なのに、ありがたみが薄くなってしまう気がします。
私の両親の結婚記念日は「体育の日」10月10日と教えられてきましたが、今年は10月13日です。どちらの日で祝うのでしょう?
誰もが同じ日を認知できていた昔の祝日の方が、「団塊ジュニア世代」の私にとっても良かったと思います。
しかし一方で、「ハッピーマンデー」の恩恵を受けている人達も多いと思いますので、難しい問題ですね。


投稿者: KEN | 2008年09月16日 21:07

いつも拝見させて頂いています。
私の母の誕生日は9月15日です。
また、私には小さい頃からかわいがってくれた82歳の祖母がいます。
今年は、敬老の日が9月15日ということで、同じ日にお祝いをしました。
毎年、ハッピーマンディのおかげ?で母の誕生祝いと祖母の敬老の日のお祝いをどうするか考えている気がしますが、それも楽しみの1つです。
話は変わりますが、祖母は農業しています。マニュアルの軽トラに乗って走り回り農作業をしています。芸能ニュースから時事まで何でも話ができる元気な祖母です。
自分が年をとったときに、認知障害等どうなっているかわからないのですが、祖母の生き方を見ますと考えさせられるものがあります。
最後に、いつまでも敬老の日を祝っていきたいと思います。


投稿者: 福岡Y.Y | 2008年09月17日 10:39

恥ずかしながら「老人の日」、「敬老の日」と2つの日があるとは知りませんでした。
毎回、気づきがあるので、楽しく読ませていただいております。
さて、祝日とは、その日に何らかの意味を込めて国民全体でお祝いをするものではないでしょうか。
「ハッピーマンデイ」は、「休み」がハッピーで、そもそものお祝いすべき人々が「ハッピー」なのか考えさせられます。すくなくとも、人を祝う祝日は、このような言葉で、ごまかしてほしくないような気がします。
新しいものを追い求めてばかりでなく、そろそろ歴史や人の思いを大切にし、過去を振り返ってみることも大切ではないでしょうか。
人を祝う、感謝する、敬う気持ちを大切にし、みんなが毎日「ハッピーデイ」であってほしいものです。

初めて、コメントさせていただきます。やはりトンチンカンなコメントとなってしまいました。苦手です。
これからも、ためになる「ことば」の発信お願いします。


投稿者: 財津 | 2008年09月17日 12:28

「ハッピーマンデー」と言いますが、誰にとってのハッピーなんでしょうか?
国の政策が、誰に向かって考えられているのか、よく表していると思います。当事者は全然ハッピーじゃない。レジャー産業から賄賂をもらっているのかと疑いたくなります。
祝日には歴史があり、それを学ぶことが、ひいては国を大切にすることにもつながると思うのです。今の国の政策は、すべて上っ面で、利権が絡んでいて、こんなことでは日本がますますダメになっていくようで、将来が心配です。


投稿者: プン | 2008年09月17日 17:47

私も「ハッピーマンデー」には、疑問を感じています。せっかくの祝祭日の意味をも忘れてしまい、ただの休日になってしまっている様に思います。また、3連休によって、とても困る方達も多いのでは?? あまり私のような庶民にはありがたみの無い、 「ハッピーマンデー」です。


投稿者: M.I | 2008年09月17日 21:24

私たちサラリーマンは連休になると嬉しいですが、言われてみれば「ハッピーマンディ」になってから敬老の日や成人の日などのそれを祝う感覚がなくなりました。
そのほかにも似たようなことは多くあります。町名の変更なども、地名は昔からその土地に由来しているのに、勝手に地名を変えてしまうこともありますね。
国の発展を願い、そのために何をすべきかという使命感の感じられない施策では、やがて人心が離れていくような気がします。


投稿者: iwa | 2008年09月17日 23:51

✿「ハッピーマンデー」✿
3連休になる方はハッピーハッピーでしょうね。
連休と聞けばのんびりと過ごしたいところですが、「敬老の日」という特別な日が入る連休だからこそ普段できない祖父・祖母孝行の日にしたいものです。


投稿者: SY | 2008年09月18日 02:35

今回、とても多くのコメントが寄せられていて、皆さん、日比野先生のブログに共感されたりアイデアをもらったりと、楽しみにされているんですね!私も毎回とても勉強になります。
ハッピーマンデーは、なんだかしっくりこない感じがします。土日月より金土日にしてくれた方が自分的にはいいのですが、それは人それぞれだろうし、ブンさんも書かれているように、利権でいろいろ法律が変わっているような気もするし。敬老の日に、「青年の主張」のような番組があればいいのに、と思ったりします。ご老人がどんなことを主張されるのか、想像するとわくわくします。


投稿者: ダリア | 2008年09月18日 16:08

ハッピーマンデイーしっくり来ない祭日です。もししっくり来る職業であるとするなら、美理容関係の人達ではないでしょうか。美理容関係者は今までが日曜祭日は働く日で、月曜日が休みで、家族サービスも一般の家庭のようにはゆかないのが現実であったようです。
実は私の二番目の娘夫婦は、外に出れない在宅老人の為の美理容のコミニュチービジネスを県の指定を受けて3年前に始めました。営業日の関係で、学校に通い始めてから、子供との遊ぶ時間がなくて、淋しい思いをしている孫が気になっていました。
月曜日をハッピーマンデイとか呼ぶ今日、月曜日が祭日で休みになったので、人並みに家族で遊ぶことが出来、休日の楽しみを人並みに楽しんでいるようです。
ハッピーとは自らもそして他人様も同じ喜びがあって、ハッピーといえるのかも知れませんね。
近所の親しい老人ご夫妻(94才と92才)の方に孫が「明日はおめでとう」とプレゼント持って行くので同伴したのですが、「明日はみんながお休み日」と話しているのが印象的でしたが、自分のことを外してみると「しっくり来る」マンデーになりつつあるのかも知れません。


投稿者: ほかにわ | 2008年09月20日 16:06

「老人の日」と「敬老の日」があることをこのブログで知りました。そこで、自分でも調べてみたのですが、どうも同じ日のことを指すようなのですが……。
昭和22年に兵庫県で「としよりの日」が始まったのが最初。その後「としより」という表現は良くないということになり、昭和39年に「老人の日」に改称され、さらに昭和41年に「敬老の日」と改めて国民の休日になったようです。
要するに、言葉の使い方の問題で変化してきただけで、同一の日を指しているようです。先生のいう「老人の日」は、これとは違う解釈なのでしょうか、ご教示いただけると幸いです。


投稿者: 教えてください | 2008年09月22日 17:55

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プロフィール
日比野正己
(ひびの まさみ)
長崎純心大学大学院教授&現代福祉学科教授。福祉のまちづくり+バリア・フリー・デザイン=福祉デザインを提唱する日本初の博士(社会福祉学)。独自のHM(叡智・笑む)法によってバリアをフリーにデザインするプロの技を建築・福祉などの分野で楽しく深く教授すること30年以上。著作多数。
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