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とんちンカン~福祉・介護・看護・医療の発想デザイン 2008年06月

インタビュー

「インタビュー」さんは さぞ多忙だろうな

インタビューは面接・会見・面談の意味だが
就職活動では「面接試験」という関門があり
社長も行政も政治家も「お詫び会見」するし
介護保険制度の要介護認定も「面接調査」だ

「面接」とは「面」対「面」との接遇であり
面は「百面相」もあるので表情は百変化する
心の変幻自在が喜怒哀楽などの顔面を作るが
「外面」だけではなく「内面」を互いに観る

マニュアルのインタビュー対策も役にたつが
「面接のプロ」の心を観ることはできないな
「無言・訥弁」でも「真心」は以心伝心する
だから平素の「心磨き」を教え子に伝授する



知・好・楽

『論語』は座右の書であり 名言名句の宝庫
「之れを知る者は、之れを好む者に如かず。
 之れを好む者は、之れを楽しむ者に如かず。」

知るより好む者へ 好むより楽しむ者という
人間の在り方の三段階から逆の発想を閃いた

「健常者」は「知的障害者」を蔑みやすいが
もし 「健常」の者が仕事を好めないなら
 「好的障害」の者となる
もし 「健常」の者が人生を楽しめないなら
 「楽的障害」の者となる

だが 「知的障害」の者が常に楽しむならば
あたかも「楽的健常」の者となり人生の達人
「好的障害」や「楽的障害」の者にならずに
仕事や人生などすべてを楽しむ者になりたい



介護の専門性

介護は「介」「護」である

「介」はいとも微妙である
お節介だと 相手が困るし
お厄介だと 自分が困るし
節介でも厄介でもない介在
それが「介護の妙」である

「護」はいとも即妙である
弁護なら弁じて人権を護る
看護なら看守り生命を護る
介護なら介して○○を護る
それが「介護の力」である

「介」だけで専門の技あり
「護」だけで専門の力あり
「介」と「護」が織りなす
「介護」の専門性と独創性

「介護」は微妙で即妙なり



六月介護

「六月」を辞書で引くと異称がおもしろい
「水無月(みなづき)」は 陰暦六月の異称
「六月芋」は ジャガイモの異称
「六月柿」は トマトの異称



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プロフィール
日比野正己
(ひびの まさみ)
長崎純心大学大学院教授&現代福祉学科教授。福祉のまちづくり+バリア・フリー・デザイン=福祉デザインを提唱する日本初の博士(社会福祉学)。独自のHM(叡智・笑む)法によってバリアをフリーにデザインするプロの技を建築・福祉などの分野で楽しく深く教授すること30年以上。著作多数。
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