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ホーム >> 家庭介護サポーターズ >> とんちンカン~福祉・介護・看護・医療の発想デザイン
とんちンカン~福祉・介護・看護・医療の発想デザイン 2008年11月

楽しいと○○になる
楽しいと元氣になる
楽しいと幸福になる

楽しいと楽になる 
  気楽というから
楽しいと薬になる
  心身に効くから

「楽」という文字は
有り難く不思議な字



小便老人の変心

ある施設では徘徊対策のために
外界と触れあい自由行動できる
「バルコニー」を設けたそうだ

するとバルコニーの曲がり角で
認知症の老人が小便をしだした
懐かしい密やかな格好な場所?

介護するプロはどうするのか?
「小便禁止」の掲示をするのか
縄張りか 叱責か 拘束か…

いやいや そうではありません

「お地蔵さん」を置いたそうな
すると あの問題の「小便老人」
しゃがんで静かに祈りを捧げる
「敬虔老人」に変心したそうな

「小便老人」にも変身させるし
「敬虔老人」にも変心させるし
認知症ケアは「とんち」くらべ



「介護の日」記念日~介護の三間法~

家庭介護は「家庭」で介護する
家族介護は「家族」で介護する
家歴介護は「家歴」で介護する

家庭介護は「家庭」という空間で介護する
家族介護は「家族」という人間で介護する
家歴介護は「家歴」という時間で介護する

でも 現代は専門化と分業化と書類づくり

理想介護は家庭・家族・家歴がそろうこと



福祉文化

「福祉文化」という学問がある
初めて聞く言葉かもしれない

「福祉」は人が幸福になること
人は幸福になるために誕生する
「文化」は人間の産物のすべて
衣食住 技術 学問 芸術…

「福祉文化」をイメージすると
人がだれでも幸福になることが
人間の産物のなかの最高のもの
「福祉」+「文化」=「福祉文化」

数字だと2+3=5のままだが
言葉と言葉の合成だと変化する
「言葉」って不思議な産物かな



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プロフィール
日比野正己
(ひびの まさみ)
長崎純心大学大学院教授&現代福祉学科教授。福祉のまちづくり+バリア・フリー・デザイン=福祉デザインを提唱する日本初の博士(社会福祉学)。独自のHM(叡智・笑む)法によってバリアをフリーにデザインするプロの技を建築・福祉などの分野で楽しく深く教授すること30年以上。著作多数。
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