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とんちンカン~福祉・介護・看護・医療の発想デザイン

もうひとつの防災

天変地異による災害は恐ろしい
災害への備えを怠らないために
9月1日は「防災の日」

天変地異による災害だけでなく
日常的で人為的「災害」もある
だから毎日が「防災の日」 

「口は禍の元」という諺があり
「言葉」は予期しない禍を招く
言葉は元の口に戻らない

毎日が「悪言防災の日」
いや 「善言実行の日」

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◎「言葉」は福祉・介護・看護・医療をはじめ人と関わる仕事ではたいへん重要である。その一言が相手を傷つけ、その一言が相手を励ます。たとえば「看護される側」になれば、だれでも体験したことだろう。費用効果でいえば、「言葉」はお金もいらないのに「効果」は抜群だ

◎「わざわい」という言葉には「災」「禍」「厄」があるが、その違いはなんだろうか。日本語には「言霊(ことだま)」があるが、同じ言葉なら他の人を幸福にする言葉を使えば、自分の幸福にも繋がり、「防災」どころか「創福」となる。

◎ブログ「とんちンカン」は9月から月曜日に発信するので「今週の言葉」になるかもしれません。「ハッピーマンデー」が年内に3回ありますが、休まずに発信予定です。お楽しみに。


コメント


福祉施設の防災に関しては常に「いのち」との関係がありますので、施設の真価が問われます。それ故命を預かる仕事は厳しい側面があります。
自然災害で人災にならないように、いろいろな角度で想定してますが、いざというときは「マニュアル」は役に立つのか不安です。
兎にも角にも「命だけ」は禍に巻き込まれないようにと訓練の時は体で教えてます。
私のところの防災の日は1月17日です。昭和43年1月17日の昼間に原因不明の火災を出したからです。その時私は東京に何となく上京しましたら、研究室の島津教授が14日に脳梗塞で…、16日の青山葬儀場での葬儀に参列し、予定を2日遅れて18日の寝台で帰宅しました。17日に火災があっていたのをバスの中で知った次第でした。
バス停から田圃の中をまっしぐらに駆け、くすぶる家屋の横を、焼きただれた自家用車を横に見て、言いようのない敗北感と留守した申し訳なさが無念の言葉そのものでした。
幸いに利用者全員が無事怪我もなく、父も母も人に怪我がなかったので、「不幸中の幸い」と笑ってくれましたが、それを教訓に事故に対しての厳しい姿勢が身に付き、今日があるのではないかと思ってます。
日比野先生の言葉で、「あっ・あんな事もあったな」と思い出させて頂きます。
ほかにわの言霊は少し長いねと批判されそうですが、良い出会いの場ですから。ご容赦を。


投稿者: ほかにわ | 2008年09月01日 15:53

今日は、防災の日ですね。
最近、予想を、はるかに超えた異変が起こっている様で少々怖い気がします。
私も、便利さや楽をすることに慣れ、限りなく求めてしまいます。
欲求には、これで満足と言う思いが、なかなか感じられない様に思います。
与えてもらう事ばかりを求めるのではなく、与える喜びを感じられる様に充実した日々を過ごしていきたいと思います。自然に感謝し、大切にしていきたいです。


投稿者: M,I | 2008年09月01日 21:02

自然災害以外にも日常的で人為的な災害も毎日が「防災の日」と、まさにその通りだと思います。特に、日常で一番怖いのは「交通事故」です。
私はいつも通勤で車を運転をするので、毎日が「防災の日」です。
しかし、口も禍の元。「言葉による交通事故」はよくやってしまいます。家でも職場でも・・・。それは言葉による「正面衝突」だったり、「側面衝突」や「イライラ運転事故」「暴走運転事故」もあります。特に「飲酒運転」や「居眠り運転」には気をつけましょう・・・。
これからは、「言葉の思いやり運転」を心がけていきたいと思います。


投稿者: KEN | 2008年09月01日 23:10

言葉により人を傷つけたとき、罰せられないし、加害者も気がつかないし、外見では解らないし難しいですね。笑顔と優しい言葉、うれしい言葉を身近な人にプレゼントしたいですね。赤が似合いますねの、がではなく 赤も似合いますね等の、のを沢山使いたいです。今日もお元気ですね。息子さんも優しいですね等。人は誉めなければ伸びないと、今は思っています。実行するのは難しいですが。素敵な自分を目指して心したいと思います。


投稿者: 西川 | 2008年09月02日 08:45

防災でいつも心配に思っているのは、建築物のバリアフリー面での防災。
国のバリアフリー法や県や市でつくる福祉のまちづくり条例は、高齢者や障害者の利用面でしか考慮していないので、いざ火事や地震となった時の避難は果たしてどうなるか。
建築基準法では各階での2方向避難を義務付けていますが、バリアフリー面まで考慮していません。
高層ビルの避難用エレベーターでないかぎりエレベーターは使えませんから、防火上区画された各階の避難階段までは、自力や介助により着実に高齢者や障害者が逃げられるようにすること。そして救助を待てるようにする。
今は建築物の利用を考えてバリアフリーを言っていますが、これからは避難経路もバリアフリーにしなければならない時代と考えています。


投稿者: iwa | 2008年09月03日 22:57

※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。

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プロフィール
日比野正己
(ひびの まさみ)
長崎純心大学大学院教授&現代福祉学科教授。福祉のまちづくり+バリア・フリー・デザイン=福祉デザインを提唱する日本初の博士(社会福祉学)。独自のHM(叡智・笑む)法によってバリアをフリーにデザインするプロの技を建築・福祉などの分野で楽しく深く教授すること30年以上。著作多数。
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