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とんちンカン~福祉・介護・看護・医療の発想デザイン

インタビュー

「インタビュー」さんは さぞ多忙だろうな

インタビューは面接・会見・面談の意味だが
就職活動では「面接試験」という関門があり
社長も行政も政治家も「お詫び会見」するし
介護保険制度の要介護認定も「面接調査」だ

「面接」とは「面」対「面」との接遇であり
面は「百面相」もあるので表情は百変化する
心の変幻自在が喜怒哀楽などの顔面を作るが
「外面」だけではなく「内面」を互いに観る

マニュアルのインタビュー対策も役にたつが
「面接のプロ」の心を観ることはできないな
「無言・訥弁」でも「真心」は以心伝心する
だから平素の「心磨き」を教え子に伝授する

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◎辞書によれば、インタビュー(interview)はinter(相互に)+view(見る)だが、その語源は16世紀のフランス語の「entrevoir(互いに会う)」という。そのフランスに在住する美帆さんから初のコメントが届いた。「六月介護」(6月6日)のコメントは、美味しいホワイト・アスパラガスとサクランボである。着信は6月12日なので、読んでいない人はどうぞ。美帆さんとは7月、1年ぶりに再会予定である。

◎学生たちは就職活動に勤しみ、卒論のためのインタビュー調査に取り組む。インタビュー関連の本は数多いが、インタビューとは相手から「生の貴重な情報」を引き出すことであり、そのためには相手との信頼関係がモノを言う。つまりインタビューする側の人間的魅力が重要となるので、マニュアルでは学べない機微に通じることが肝心だ。なぜなら、ある人によれば「情報とは(相手の)情けに報いる」ことであり、日本語の機微を言い得ているからだ。


コメント


ブログ読みました。
面接を私は何度か経験したことがありますが、事前に一生懸命言葉を覚えても、結局本番になると緊張してしまって自分の素がでてしまいます。
面接は、その人の心の中をみるためにも、とても良い方法だと思います。だから私は、心の中をみられても恥ずかしくないように、プラス言葉を心掛けながら、心がきれいな人間になりたいです。


投稿者: めちゃ | 2008年06月27日 15:02

今日まで私は、福祉活動を通し100名以上のメディアに携わる方達と出合い、インタビューを受けてきたと思う。
しかし、近年、何故か生死の狭間で生きてきた話が、インタビューをする側に伝わり難くなった。常に真摯に重度障害当事者として話すが…。
インタビュー側と私のジェネレーションギャップかとも考えた。様々な事を熟慮してみた。
その結果、ある一つの事に辿り着く。日比野先生が言われるインタビャーのマニュアル化。その要因は社会の細かな制約?。特に障害分野のことを伝えるには、微妙な言葉が必要等など。
本質的な事に入り込めばプライバシー侵害、或いは差別的な事になるかも知れないからマニュアル通りが無難。
「畑打ちや法三章の札のもと」今回のテーマから何故か脳裏に浮かんだ。


投稿者: 森章二 | 2008年06月27日 16:41

 人と会ってお話をする際,どうしてもその人の一面だけを見てお話しせざるをえないところがあります。

 特に,私は人とお話しする(人の話を聴くのも含めて)のが苦手なのですが,最初のお話の印象や先入観で後々までもその人の全てを決めつけてしまうことがよくあります。

 話すのがこわいと思うことも多いのですが,先生のおっしゃるように真心を伝えるという気持ちが大切なのだと思います。

 その気持ちを忘れずに,内面を見つめて人とお話していくことができればいいなと思います。


投稿者: 和佐 | 2008年06月27日 18:14

正直言って、主婦の私にはこのブログの内容は難しいし、コメントの方の内容も難しいです。でも、いい刺激になりますし、講義を聴いているようで楽しいです。インタビューはされる人はもちろんですが、する方の人格、人柄が出ると思います。助詞に気をつけて話す事が大事だと思いますし、私も気をつけたいとおもいます。


投稿者: 西川 | 2008年06月28日 09:10

私が大学2年生のときだったか、大学のゼミで
日比野先生に障害者の訪問面接調査をするので
ヒアリングシートを作るよう命じられましたが、
まったくできなかったことを思い出します。

これを何のためにするのか、活動目的について
先生から説明を受けましたが、
当時、障害者の人たちと話したことのない私は、
自分と違った立場の人から、
何の情報やニーズを集めるのか、全体像も把握できず、まったく内容を理解していなかったのです。
もっとも、人に会って話を聞き出すということ自体もわかっていなかったような劣等生の私でした。

今、行政で働いて、ヒアリングする機会も多いです。
大学のゼミでの経験を大いに生かしています。
今回の先生の記事を読んで、インタビューに答えてくれる人たちにちゃんと報いるためにも、最初のヒアリングシート作りから
まとめまでしっかりやらなければと思いました。


投稿者: iwa | 2008年06月28日 23:40

昨夜長崎のホテルで高校時代からの親友の長男の結婚式に出席、二人は離島の高校で赤いイトに結ばれた素晴らしいカップ類でした。来賓祝辞では双方の校長先生は国語の先生だけあって、感動した誰かのポエムと先輩から聞いたという受け売りエピソード形式、面接という題の祝辞でした。
ピカピカの大卒が某大会社の面接で、得意な分野の質問を期待しながら入室すると、部長らしき人が「君はお父さんかお母さんの体を洗ってやったことがあるかね?」咄嗟の質問に面食らっていると、「あっそうだったね、お母さんのどこかを洗ってやって、明日来なさい」と返されたそうです。
そこで呉服を行商しているお母さんにその事を伝え、遠慮する母の足を洗うべく満水の湯の中で、お母さんの両足を両手でつかんだ瞬間に、男のように節くれ立った足に触れて、心からこみ上げる涙が男泣きに変わったという話でした。
私は思い出すことがあります。知人からの依頼でパートの面接をいたしました。今年の春二人の子供さんが高校を卒業されたので退職されましたが、面接の時子供さんのことを聞いてしまったのでが、ほかにわ共和国独自の手当てを支給できたのです。個人情報の云々感ぬん、難しい時代ですが、面接は先生のご指摘のように妙なるものですね。


投稿者: ほかにわ共和国王 | 2008年06月29日 15:47

人との出会いは、常に面接の様なもの
同じ人でも気持ちが穏やかな時は穏やかな顔
心が刺々しい時は、やはり刺々しく険しい顔になります。
わたしは、いつも鏡をみたとき今日は、
ちゃんといい顔をしてるかな?
いけない いけない
反省ー反省
まったく顔は正直である。


投稿者: M、I | 2008年06月29日 20:14

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プロフィール
日比野正己
(ひびの まさみ)
長崎純心大学大学院教授&現代福祉学科教授。福祉のまちづくり+バリア・フリー・デザイン=福祉デザインを提唱する日本初の博士(社会福祉学)。独自のHM(叡智・笑む)法によってバリアをフリーにデザインするプロの技を建築・福祉などの分野で楽しく深く教授すること30年以上。著作多数。
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