動画でわかる! TEACCHプログラムに基づく 「自立課題」の作り方と実践のポイント 第20回

2026/08/10

トランポリンでエクササイズ!(ファイリング課題)

※画像をクリックすると解説動画が見られます

「自立課題」は、TEACCHプログラムの実践手法の一つで、特別支援学校や福祉施設において自閉症や知的障害のある方々の日課・プログラムの軸となるものです。本連載では、身近で手軽な素材を使った自立課題を紹介します。


【執筆】
林大輔
社会福祉法人大府福祉会 たくと大府 施設長
社会福祉士、公認心理師
TEACCHプログラム研究会愛知支部代表
自閉症・行動障害をもつ方々を支援する現場の最前線で日々実践に携わる。これまでに製作した自立課題の数は600点以上。

 


目的・こんな人

〇ファイリング課題の導入に
〇体の向き意識してもらうために

 

ここに注目

〇トランポリンを跳んでいるような位置に面ファスナーが貼られています。
〇人のパーツは、どこに貼ってもよい設定のため、エラーレスで取り組めます。

 

やり方

トランポリンが描かれた下地があります。右下に人のパーツがあるので、トランポリン上部の面ファスナーに貼り付けていきます。

 

ゴール

すべての人のパーツを貼り付けたらゴールです。人のパーツを貼る場所の指定はありません。

 

視覚的構造化を盛り込む作り方

視覚的指示

トランポリンの上部に面ファスナーがあり、そこに貼り付けるとわかる。

 

視覚的明瞭化

下地は白で、トランポリンしか描かれておらず、余計な刺激がない。

 

視覚的組織化

トランポリンが規則正しく整然と並んでいる。

 

作り方のポイント・ヒント

人のパーツはすべて違うイラストでバリエーションをつけると、完成時の見た目が華やかになります。


もっと自立課題を知りたい方は

中央法規出版からは以下の書籍を刊行しています。

 

TEACCHプログラムに基づく 自閉症児・者のための自立課題アイデア集
身近な材料を活かす95例

2019年3月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細

TEACCHプログラムに基づく 自閉症・知的障害児・者のための自立課題アイデア集 第2集
目的別に選べる102例

2023年4月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細