平日毎日更新　今日のドキュメンテーション　12月10日公開

現在、多くの保育園、幼稚園、認定こども園でつくられている、写真と文章で構成される保育記録「ドキュメンテーション」。
子どもの予想外のつぶやきや表情、姿にハッとさせられることも多いでしょう。
「他の保育者はどんなドキュメンテーションを作っているのだろう？」
そんな興味に応えるべく、1日1回、ドキュメンテーションをお届けしています。
年末の12月は、佐賀県佐賀市・佐賀女子短期大学付属ふたばこども園のドキュメンテーションを1か月間ご紹介します。

もどってくるから！

　園庭で、Ｋちゃんは泥団子をつくり、小さな砂山をつくって一人で夢中になって遊んでいました。給食の時間が過ぎていることにふと気づくと、急いで保育室に行きました。その時、靴も泥団子もそのまま、砂山には木の枝がしっかりさしてありました。
　給食後、もどってきて、遊び終わるとスコップは定位置にもどし、泥団子と靴は保育室に持って帰りました。
　こどもが自分で折り合いをつけるとは「こういうことなのだ」「余計なお世話をしなくてよかった」と思える出来事でした。

（ふたばこども園　村岡直子）