平日毎日更新　今日のドキュメンテーション　12月09日公開

現在、多くの保育園、幼稚園、認定こども園でつくられている、写真と文章で構成される保育記録「ドキュメンテーション」。
子どもの予想外のつぶやきや表情、姿にハッとさせられることも多いでしょう。
「他の保育者はどんなドキュメンテーションを作っているのだろう？」
そんな興味に応えるべく、1日1回、ドキュメンテーションをお届けしています。
年末の12月は、佐賀県佐賀市・佐賀女子短期大学付属ふたばこども園のドキュメンテーションを1か月間ご紹介します。

36秒ってどのくらい？

　砂に絵具で色をつけて、サラサラになるまで乾かしたりふるいにかけたりして、数日かけて色つきの砂を作った。それを小さなボトルに入れて砂時計にした。砂時計をひっくり返し砂が落ちる時間をタイマーで測っていた。「36秒だった」と秒数を容器に書いたり、「もっと長くしたい」と砂の量を増やしたりしていた。
　また、できた砂時計を使って、「砂が落ちるまでにここに戻ってくるね」と時間を試していた。遊びの中で数に興味をもち、36秒ってどのくらいなのか時間の感覚を体感していた。

（ふたばこども園　小松美寿々）