平日毎日更新　今日のドキュメンテーション　12月03日公開

現在、多くの保育園、幼稚園、認定こども園でつくられている、写真と文章で構成される保育記録「ドキュメンテーション」。
子どもの予想外のつぶやきや表情、姿にハッとさせられることも多いでしょう。
「他の保育者はどんなドキュメンテーションを作っているのだろう？」
そんな興味に応えるべく、1日1回、ドキュメンテーションをお届けしています。
年末の12月は、佐賀県佐賀市・佐賀女子短期大学付属ふたばこども園のドキュメンテーションを1か月間ご紹介します。

はじめまして

　年長児と1年生の交流会の一場面です。他の子がドッジボールや鬼ごっこ、大型遊具などで遊ぶ中、1人で過ごしているように見えるKちゃんに声をかけてみました。
　すると、目の前の大きな木をじっと見上げて、「ほうきみたい」「はっぱのさきが　ひがんばなに　にてる」と私に話をしました。帰宅して、母親に「しょうがっこうには、しらないしょくぶつがたくさんあったよ」と伝えたそうです。
　小学校との交流会が、人とふれあうだけでなく、園とは違う環境で初めての世界を発見する場にもなるのだと、Kちゃんの姿から気づくことができました。

（ふたばこども園　村岡直子）