平日毎日更新 今日のドキュメンテーション 10月28日公開

2025/10/28

現在、多くの保育園、幼稚園、認定こども園でつくられている、写真と文章で構成される保育記録「ドキュメンテーション」。子どもの予想外のつぶやきや表情、姿にハッとさせられることも多いでしょう。
「他の保育者はどんなドキュメンテーションを作っているのだろう?」
そんな興味に応えるべく、1日1回、ドキュメンテーションをお届けしています。
10月は、新潟県燕市の小池保育園のドキュメンテーションをご紹介します。


スナップエンドウからの学び

130個ありました
 

 スナップエンドウの筋をとり、「たくさんできたね」「個あるんだどう」と疑問をもち始めました。「よし、かぞえよう」と子どもたちがそれぞれに数え始めました。
 「ぼくは13個あったよ」「ぼくは18個」「わたしは15」「全部で何個?」「え?わかんない」
じゃぁどうしたら数えられるだろうか? と考えた子どもたち! 「全部並べよう」とみんなで並べ始めました。スナップエンドウからの数への興味・関心がでてきました。まずは一人ひとりがスナップエンドウを並べ、数えました。みんながかぞえた数を言い合いましたが、合計いくつあるのかがわからないことに気づきました。じゃあどうしたらいいのかを考え、それぞれの並べた紙を合体させました。しかしそれでも合計の数は出てきません。「あっ!」「一つずつ並べてみよう」と数えはじめ、ようやく合計がでました。
 生活の中にある数に親しみ、遊びに取り入れる中で、その役割や必要性に気づき、遊びの中で取り入れようとする意欲につながるようにしていきたいです。

(小池保育園 丸谷日和)

子どもたちがそれぞれの並べ方で並べています
 
それぞれの場所に敷いていた紙をくっつければいいんじゃない?
 
合体させて並べてみよう!
 
それでもなかなか数えられず、悩んでいると「同じ向きで並べると数えやすいかも」
 

*ドキュメンテーション募集中

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