災害に備える推薦図書
2026.08.24
なぜ9月に防災を意識するのでしょうか?
2026年7月26日、熊本県で発生した震度7の「令和8年熊本地震」の記憶も新しいところですが、日本では8月30日から9月5日までを「防災週間」、9月1日を「防災の日」、9月を「防災月間」と定め、私たち一人ひとりが防災意識を高め、災害に対する備えを推奨しています。
それでは、そもそもなぜこの時期に防災に対する意識を高める必要があるのでしょうか? 最大の理由は、1923年(大正12年)9月1日午前11時58分に発生した関東大震災です。
死者・行方不明者が10万人を超えるという近代日本で未曾有の被害を出したこの震災は、日本の都市防災や避難訓練の原点となりました。大惨事の教訓を風化させず、「台風や地震などの災害に対する認識を深め、備えを万全にしよう」という趣旨から、1960年(昭和35年)の閣議決定により9月1日が「防災の日」と定められました。
その後、より重点的に啓発活動を行うため、1982年に9月1日を含む1週間(8月30日〜9月5日)が「防災週間」となり、現在では9月全体を「防災月間」としてさまざまな啓発イベントや訓練が全国で展開されています。
防災月間に取り組みたい3つのチェックリスト
この時期に合わせて、家庭や職場で以下のポイントを再点検することが推奨されます。
①家具の固定と室内安全の確認:寝室や避難経路に倒れやすい家具がないか。
②非常持ち出し袋・備蓄の点検:水・食料(最低3日分〜1週間分)、処方薬、モバイルバッテリー、衛生用品の確認。
③家族間での連絡手段と避難場所の共有:災害用伝言ダイヤル(171)の使い方や集合場所の再確認。
「災害は忘れた頃にやってくる」といわれますが、突発的な地震や毎年のように発生する大雨・台風から命を守るためには、定期的な「点検の節目」が必要です。9月の防災月間は、その意識を家族や地域で共有するための大切な機会となっています。
おすすめの書籍
災害時には、福祉施設や病院、教育機関に務める職員自身も被災者になります。そのなかで、利用者や患者、園児などの安全を確保し、日々の暮らしを継続させていくためには、どうすればよいのでしょうか?
まずは以下の書籍などで予備知識を得て、職場でシミュレーションを繰り返す備えが求められます。
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