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新・基本保育シリーズ 社会的養護Ⅰ 第2版

内容紹介

本書の概要

 保育士養成カリキュラムに準拠したテキストの改訂版。第6巻 「社会的養護Ⅰ 第2版」は、社会的養護についての講義巻です。
今回の改訂では、主に2022年6月の児童福祉法改正の内容を追加しています。法改正では特に社会的養護の拡充が図られており、子どもの自立支援や子育て世帯に対する包括的な支援のための体制強化、子どもの意見聴取等のしくみの整備などが盛り込まれました。そういった方向性や内容が理解できるよう、テキストでは随所で記述を増やしました。

主な改訂内容

  • ・カラーの口絵ページを新設し、子どもの権利擁護の取り組みや社会的養護の歴史年表を入れ、学習に役立つようにした
  • ・統計数値を更新。近年の社会的養護の動きを追加
  • ・令和4年児童福祉法改正による社会的養護の取り組みの充実・変化がわかる
  • ・巻末資料に児童福祉法改正の概要、こども基本法の概要、こども政策の新たな推進体制に関する基本方針のポイント(こども家庭庁創設)を収載

編集者から読者へのメッセージ

 2022年に児童福祉法の改正があり、特に社会的養護については動きの多い時期に、本テキストの改訂が重なったので、養成校等でも最新の情報に基づいて、学習することができます。
 学生はもちろん、教員の先生方にも参考になるものと思います。多くの方にご活用をいただければと思っています。

主な目次

第1講 社会的養護の理念と概念
第2講 社会的養護の歴史的変遷
第3講 子どもの人権擁護と社会的養護
第4講 社会的養護の基本原則
第5講 社会的養護における保育士等の倫理と責務
第6講 社会的養護の制度と法体系
第7講 社会的養護の仕組みと実施体系
第8講 社会的養護とファミリーソーシャルワーク
第9講 社会的養護の対象と支援のあり方
第10講 家庭養護と施設養護
第11講 社会的養護にかかわる専門職
第12講 社会的養護に関する社会的状況
第13講 施設等の運営管理の現状と課題
第14講 被措置児童等の虐待防止の現状と課題
第15講 社会的養護と地域福祉の現状と課題

著者情報

編者

相澤仁(大分大学教授)、林浩康(日本女子大学教授)

執筆者(50音順)

相澤仁、井上健介、小川幸裕、鈴木崇之、永野咲、林浩康、三輪清子、山口敬子、山本真知子